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6166:G-中村超硬:業績予想の修正及び特別損失の発生に関するお知らせ

2024 年2月9日
各

位
会 社 名

株式会社中村超硬

代表者名

代表取締役社長

(コード:6166
問合せ先

井上

誠

東証グロース市場)

取締役管理本部長

田植

啓之

(TEL.072-274-1072)

業績予想の修正及び特別損失の発生に関するお知らせ
最近の状況を踏まえ、2023 年5月 12 日に開示いたしました 2024 年3月期の業績予想について、下記
のとおり修正いたしましたのでお知らせいたします。
また、下記のとおり減損損失(特別損失)を計上することとなりましたので、併せてお知らせいたしま
す。
記
Ⅰ.業績予想の修正について
1.2024 年 3 月期連結業績予想数値の修正(2023 年4月1日~2024 年3月 31 日)
売

親会社株主に
帰属する
当期純利益

1株当たり
当期純利益

高

営 業 利 益

経 常 利 益

百万円

百万円

百万円

百万円

円 銭

前回発表予想(A)

3,600

100

50

1,100

99.81

今回修正予想(B)

2,400

△530

△560

500

45.37

増 減 額(B-A)

△1,200

△630

△610

△600

)

△33.3

-

-

△54.5

( ご 参 考 ) 前 期 実 績
(2023 年 3 月期)

3,322

33

65

△124

増 減 率(

%

上

△11.29

2.修正の理由
売上高につきましては、D-Next事業におけるダイヤモンドワイヤ製造装置「PHX-01」の販
売案件において、顧客との交渉が長引いており、2024 年3月期中での契約対価の収益計上ができな
いと判断したことに加え、中国経済停滞が想定より長期化している影響を受け、特殊精密機器事業
並びに化学繊維用紡糸ノズル事業において、受注・販売が計画より大きく下振れたため、前回公表
した数値を下回り、2,400 百万円となる見込みです。また、損益面についても、売上高の減少に加
え、原材料価格やエネルギーコストの高騰等により、前回公表した金額を下回り、営業損失は 530
百万円、経常損失は 560 百万円となる見込みです。なお、子会社日本ノズル株式会社における「サ
プライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」1,181 百万円を特別利益に計上する予定
であるため、親会社株主に帰属する当期純利益は 500 百万円となる見通しであります。

1

2024 年3月期通期連結業績予想における各セグメントの売上高の内訳は以下のとおりです。

特殊精密機器事業
化学繊維用紡糸ノズル事業
D-Next事業
マテリアルサイエンス事業
計
①

前回発表

今回発表

予想数値

予想数値

900 百万円

730 百万円

2,100 百万円

1,540 百万円

590 百万円

125 百万円

10 百万円

5 百万円

3,600 百万円

2,400 百万円

特殊精密機器事業
特殊精密機器事業においては、耐摩耗工具関連分野における自動車部品メーカーへの販売拡大
において一定の成果が得られたものの、下期から回復基調に転ずると予測していた中国経済の
停滞が長期化している影響を受け、中国向けの実装機の輸出が大きく減少した状況が継続して
おります。このため、主力製品である実装機用ノズルの販売が回復しておらず、非常に厳しい事
業環境が続いており、当期売上高は 730 百万円を見込んでおります。

②

化学繊維用紡糸ノズル事業
化学繊維用紡糸ノズル事業においても、特殊精密機器事業と同様に、下期からの回復を見込んで
いた中国経済の停滞の長期化の影響を受け、不織布関連ノズルの販売が計画を下回ったことや、
マスク需要が想定より早く終息したことによるマスク向けノズルの販売が低調に推移している
ことに加え、新工場稼働とともに販売開始を計画していたフィルム用ダイにおいて、加工技術の
獲得に時間を要したことにより立ち上げが遅れたことで販売が計画を下回っており、当期売上高
は 1,540 百万円を見込んでおります。

③

D-Next事業
半導体・難削材向けダイヤモンドワイヤの販売は顧客開拓が計画以上に進展するなど、好調に推
移しているものの、ダイヤモンドワイヤ製造装置「PHX-01」の販売においては、顧客と商談中の
インド向け案件における交渉に時間を要しており、現時点で契約締結に至っていないことから、
2024 年3月期中での契約対価の収益計上は困難と判断いたしました。よって、当期売上高は 125
百万円を見込んでおります。

④

マテリアルサイエンス事業
ナノサイズゼオライトについては、サンプル提供している企業やエンドユーザーにおいて正式
採用に向けた評価は進んでいるものの、正式採用には至っておらず、当期売上高は5百万円を見
込んでおります。

※上記の業績予想等は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成しており、実際
の業績は、今後様々な要因により上記予想数値と異なる可能性があります。

2

Ⅱ.特別損失(減損損失)の計上
既にお知らせしている通り、当社は、2023 年9月 12 日付「(開示事項の経過)リースによる固定資
産の賃借に関するお知らせ」にてお知らせしましたワイヤ放電加工機のリースによる賃借を 2024 年
3月期第3四半期連結会計期間中に実施しておりますが、当社は営業利益が継続してマイナスであ
るため、当該有形リース資産を「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき減損処理を行うこととな
り、その結果、2024 年3月期第3四半期連結会計期間において、減損損失として 20 百万円を特別損
失に計上いたしました。

以

3

上