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4419:G-Finatext:特別損失及び法人税等調整額(益)の計上に関するお知らせ

2024 年 2 月 14 日
各

位
会

社

名

代 表 者 名

株式会社Finatextホールディングス
代表取締役社長CEO

林

良

太

(コード番号:4419 東証グロース)
問い合わせ先

取 締 役 C F O 長伊 藤

祐一郎

TEL. 03-6265-6828
特別損失及び法人税等調整額(益)の計上に関するお知らせ
当社は、2024 年3月期第3四半期連結会計期間(2023 年 10 月1日~2023 年 12 月 31 日)において、下記の
とおり特別損失及び法人税等調整額(益)の計上をいたしましたので、お知らせいたします。
1.特別損失の内容
(1)信託型ストックオプション関連損失
2023 年5月 30 日に、国税庁が公表した「ストックオプションに対する課税(Q&A)
」の中で、国税庁は、
従業員等が信託型ストックオプション(以下、
「信託 SO」
)の権利を行使して株式を取得した時点で、会
社からの実質的な給与とみなされるとの見解(以下、
「国税庁の見解」
)を公表し、過去に権利行使済み
の信託 SO について、会社側に源泉所得税の支払いを求めました。
今回の国税庁の見解を踏まえ、当社が導入している信託 SO に関して、外部専門家との協議や確認等を
行い、当初想定していなかった追加的な負担が役職員等に生じ、当初想定していたインセンティブが発
揮されないことから、これまでの役職員等とのコミュニケーションや本信託 SO の導入経緯を踏まえ、求
償権の一部を放棄する等の方針とすることとしました。
これら一連の意思決定の結果、当第3四半期連結会計期間においては、交付済権利未行使分の権利行
使に伴う求償権を放棄したことによる追加的な費用として、特別損失に信託型ストックオプション関連
損失 17 百万円計上いたしました。なお、当第3四半期連結累計期間においては、107 百万円(うち、交
付済権利行使済分 39 百万円、交付済権利未行使分 68 百万円)となっております。
当社の信託 SO への対応に関し、未交付の信託 SO については、他の交付方法等を検討中であることか
ら、現時点で引当等は行っておりません。今後、この取扱いに関する方針の決定等、開示すべき事項が
発生した場合には、速やかに開示致します。
※参考
当社が導入済みの信託 SO の状況(注)
株数
発行済の信託 SO の株式数

割合

1,719,000 株

3.45%

796,400 株

1.60%

うち権利行使済の株式数(2023 年 12 月末時点)

516,300 株

1.04%

うち権利未行使の株式数(2023 年 12 月末時点)

279,800 株

0.56%

859,500 株

1.73%

交付済の信託 SO の株式数(2023 年 12 月末時点)

未交付の信託 SO の株式数(2023 年 12 月末時点)

(注)発行済と交付済及び未交付株式数との差分は失効数であり、割合は、2023 年 12 月末時点の発行済
株式総数に対する比率であります。

2. 法人税等調整額の計上について
当社は、現時点での将来の課税所得を見積り、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、回収が見込まれ
る部分について、法人税等調整額(益)16 百万円を計上いたしました。
3.業績に与える影響
上記の内容につきましては、本日公表の「2024 年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」に反
映しております。
また、今後については、コストコントロールを図ることで費用削減を見込んでいるため、2023 年5月 12
日に公表いたしました 2024 年3月期通期業績予想の変更はありません。
以 上