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9973:小僧寿し:特別損失の計上並びに通期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ

2024 年2月 14 日
各 位
会
社
名 株 式 会 社 小 僧 寿 し
代 表 者 名 代表取締役社長 森下 將典
( コード番号:9 9 7 3 S T A N D A R D )
問 合 せ 先 取締役管理本部長
毛 利 謙 久
(TEL.03-4586-1122)

特別損失の計上並びに通期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ

当社は、2023 年 12 月期第4四半期会計期間において、特別損失を計上するとともに、2023 年8月 10 日
付「特別利益の計上及び通期連結業績予想の修正」にて公表しました、2023 年 12 月期(2023 年1月1日
~2023 年 12 月 31 日)の通期連結業績予想と実績値に差異が生じましたのでお知らせいたします。

記
1. 特別損失の計上について(減損損失・店舗閉鎖損失引当金)
1)減損損失について
2023 年 12 月期第4四半期連結会計期間において、当社グループの事業セグメントである「小売事業」
及び「流通事業」にて、近年の原状回復工事費の実態から、資産除去債務の追加計上を行い、同時に
当該資産除去債務を減損した点、及び、運営する店舗において、収益性の減退が生じたことにより、
回収可能価額の資産価値をゼロとした点などにより、減損損失 79 百万円を計上いたしました。
2)店舗閉鎖損失引当金について
2023 年 12 月期第4四半期連結会計期間において、当社グループの事業セグメントである「小売事業」
及び「流通事業」並びに「飲食事業」において、不採算による店舗の閉鎖、並びに、長期に渡り休業
を行っていた店舗の固定費に関して、店舗閉鎖損失引当金 48 百万円を新たに計上いたしました。
2.2023 年 12 月期 連結業績予想と実績の差異(2023 年1月1日~2023 年 12 月 31 日)
(単位:百万円)
売上高

営業利益

経常利益

親会社株主

1株当たり

に帰属する

当期純利益

当期純利益

(円銭)

前回発表予想(A)

13,200

△95

△90

△60

△0.29

実績値(B)

13,054

△237

△213

△338

△1.66

△146

△142

△123

△278

-

△1.1%

-

-

-

-

10,293

△613

△581

△953

△5.48

増減額(B-A)
増減率(%)
(ご参考)前期実績
(2022 年 12 月期通期)

1

3.差異の理由
1)売上高及びセグメント利益(営業利益)の差異について
事業セグメントにおける通期連結業績予想(以下「業績予想」といいます。
)との差異に関する内訳は以
下のとおりです。なお、下記事業セグメント間においては内部取引が行われておりますが、当該内部取引
による売上高、セグメント利益を加味して、業績予想との差異の算定を行っております。

① 小売事業

売上高計画比

△28 百万円

営業利益計画比

+0百万円

小売事業は、
「小僧寿し」
「茶月」を運営する当社、及び、スーパーマーケットを運営する株式会社だい
まるによって構成されております。
小売事業においては、業績予想と比較し、△28 百万円の減収であるものの、売上高は概ね予定通りに推
移いたしました。セグメント利益におきましては、当第4四半期連結会計期間において、FC加盟店より
直営店舗に移管した3店舗の収益が加算されたことにより、業績予想と比較し、売上高は減収であるもの
の、セグメント利益は業績予想どおりとなりました。

② 飲食事業

売上高計画比

+2億 77 百万円

営業利益計画比

△82 百万円

飲食事業は、連結子会社であるアスラポート株式会社(以下「アスラポート」といいます。
)
、株式会社
TBJ、及び、アスラポートの連結子会社であり、海外において飲食店を展開する3社によって構成されてお
ります。
飲食事業においては、国内事業に関して業績予想以降も堅調に推移し、売上高は2億 77 百万円の増収と
なりました。一方、海外の新規出店店舗において、オペレーションが最適化に至るまでに一定の時間を要
するため、当連結第4四半期において損失を計上いたしました(影響額 約△30 百万円)
。また、国内事業
において、回収可能性が低下した未収入金債権の評価を行い、費用計上した点(影響額 約△30 百万円)
、
各事業会社において、原材料価格の高騰、エネルギーコストの増加等による影響が生じた点(影響額 約 22
百万円)等により、飲食事業におけるセグメント利益は4百万円となり、業績予想と比較し、△82 百万円
の減益となりました。

③ 流通事業

売上高計画比

△3 億 95 百万円

営業利益計画比

△59 百万円

流通事業は、フード・デリバリー店「デリズ」を運営する株式会社デリズ、業務用食材の卸売を主業と
する東洋商事株式会社(以下「東洋商事」といいます。
)
、和惣菜の製造販売を主業とするモリヨシ株式会
社(以下「モリヨシ」といいます。
)によって構成されております。
流通事業においては、フード・デリバリー店「デリズ」の運営において、原材料価格の高騰、エネル
ギーコストの増加等による影響が生じたため、依然として損失を計上しており、業績予想と比較し、△34
百万円の減益となりました。
また、2023 年5月度より連結加入した東洋商事、モリヨシの両社共に、利益計上を想定しておりました。
東洋商事に関しては、売上高においては業績予想を下回ったものの、販売商品の価格改定による収益率の
改善により、業績予想と比較し約 33 百万円の増益となりました。一方で、モリヨシに関しては、原材料価
格の高騰による影響から、販売商品の価格改定及び新たな顧客獲得に向けた販売展開の対応が遅れ、当該
影響による製造数の減少により収益性が悪化したため、業績予想と比較し、約△60 百万円の減益となりま
した。
この結果、流通事業におけるセグメント利益は△85 百万円となり、業績予想と比較し、△59 百万円の減
益となりました。
2

2)経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益の差異について
経常利益の差異につきましては、上記に記載するセグメント利益(営業利益)の差異に起因し、業績予
想と比較し△1億 23 百万円の差異が生じております。また、親会社株主に帰属する当期純利益に関しまし
ては、上記に記載する差異及び特別損失として新たに1億 27 百万円(減損損失 79 百万円、店舗閉鎖損失引
当金 48 百万円)を計上したため、業績予想と比較し△2億 78 百万円が生じました。
以上

3