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4934:G-Pアンチエイジ:2024年7月期第2四半期連結業績予想と実績値の差異、特別損失(減損損失等)の計上及び繰延税金資産の取り崩し並びに通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2024 年3月 14 日
各
位
会 社 名
代表者名
問合せ先
プレミアアンチエイジング株式会社
代表取締役社長 松 浦
清
(コード番号:4934 東証グロース)
執行役員 コーポレートコミュニケーション本部長
上 原
祐 香
(TEL. 03-3502-2020)
2024 年7月期第2四半期連結業績予想と実績値の差異、特別損失(減損損失等)の計上
及び繰延税金資産の取り崩し並びに通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
2023 年9月 14 日に公表しました 2024 年7月期第2四半期連結累計期間(2023 年8月1日~2024 年
1月 31 日)の業績予想値について、特別損失(減損損失等)の計上及び繰延税金資産の取り崩しに伴
い、本日公表の実績値との間に差異が生じましたので、下記のとおりお知らせいたします。
また、最近の業績動向を踏まえ、通期連結業績予想(2023 年8月1日~2024 年7月 31 日)を修正す
ることといたしましたので、お知らせいたします。
記
1.2024 年7月期第2四半期連結累計期間の業績予想と実績値との差異(2023 年8月1日~2024 年1月 31 日)
親会社株主に
売上高
営業利益
経常利益
帰属する
四半期純利益
1株当たり
四半期純利益
百万円
百万円
百万円
百万円
11,800
△800
△800
△500
△57.34
( B )
10,649
△205
△199
△1,685
△193.25
増 減 額 ( B - A )
△1,150
594
600
△1,185
)
△9.7
-
-
-
ご参考:前期第2四半期実績
14,258
109
95
△26
前 回 発 表 予 想 (A)
実
増
績
減
値
率
( %
円
銭
△2.98
(2023 年 7 月期第2四半期)
(2024 年7月期第2四半期連結業績予想と実績値との差異の理由)
2024 年7月期第2四半期は、アンチエイジング事業においては、
「クレイエンス」の売上はカラートリ
ートメントを中心に計画通り推移し、またリカバリー事業においては、リカバリーウェアの販売が好調で
あることから、売上が計画を上回りました。一方、当社の売上の過半を占める主力商品の「デュオ ザ
ク
レンジングバーム」の販売は、クレンジング売上 No. 1 の地位に変わりはないものの、クレンジング市場
の競争激化により、バーム剤型からオイル剤型への転移や低価格バーム商品への流出が継続し、減少が続
いています。また、広告マーケットの競争激化により広告コストの高止まりが続いていることから新規獲
得の進捗が計画を下回った結果、通信販売においては定期顧客の離脱数が新規契約数を上回り、主に通信
販売の売上が計画を下回りました。加えて、
「カナデル」についても、新 CM と連動したマーケティング施
策等の結果、前四半期と比較して売上を伸ばしたものの、広告コストの高止まりの影響を受け、新規獲得
が計画通り進まず、主に通信販売の売上が計画未達となりました。以上の結果、デュオ・カナデルの通信
販売の売上が計画を下回ったことを主因に、2024 年7月期第2四半期の売上高は計画を下回りました。
売上高の減少に伴い売上総利益が減少しましたが、リカバリー事業の利益が計画を上回って伸長したこ
とや、広告宣伝費を中心とした販売管理費を抑制したことから、営業損益及び経常損益は赤字ではあるも
のの、計画と実績値の間に乖離が生じました。営業損益の改善額約 6 億円の過半は販売管理費の抑制によ
るものです。
一方、事業環境の悪化及び今後の見通しの不確実性を勘案し、新たな販売系システムの開発を中止した
ことから、当第2四半期において、ソフトウエア仮勘定に係る減損損失及び契約損失並びに契約損失引当
金繰入額を特別損失として計上いたしました。また、法人税等調整額について、業績予想においては税引
前四半期純損失に見積実効税率を乗じた繰延税金資産 280 百万円の計上を見込んでおりましたが、将来の
業績動向等を踏まえ、当社の繰延税金資産の回収可能性を見直した結果、当該繰延税金資産及び法人税等
調整額(益)の計上が見込めなくなるとともに、計上済の繰延税金資産 517 百万円を取り崩して同額を法
人税等調整額に計上しました。以上の結果、親会社株主に帰属する四半期純損失が計画を上回りました。
ソフトウエア仮勘定の減損につきましては、事業の急速な成長や新しい事業モデルへの取り組みを前提に
開発を進めておりました新たな販売系システムについて、足許の経営状況及び当社を取り巻く事業環境に
鑑み、現段階でシステムの開発を継続することが困難と判断した結果として、当該ソフトウエア仮勘定を
遊休資産として回収可能価額まで帳簿価額を減額し、492 百万円を減損損失として計上したものです。
また、開発中止を決定した新たな販売系システムのプラットフォームとなるクラウドサービスのライセン
ス契約に関連して発生する損失として、契約損失 147 百万円及び契約損失引当金繰入額 250 百万円を計上
しております。契約損失引当金は、将来の契約履行に伴い発生する可能性のある損失の見込額を引当金と
して計上しているものになります。
2.2024 年7月期通期連結業績予想の修正(2023 年8月1日~2024 年7月 31 日)
親会社株主に
売上高
営業利益
経常利益
帰属する
当期純利益
1株当たり
当期純利益
百万円
百万円
百万円
百万円
26,000
100
100
200
22.93
今 回 発 表 予 想 (B)
20,000
△1,000
△1,000
△2,500
△286.68
増 減 額 ( B - A )
△6,000
△1,100
△1,100
△2,700
)
△23.1
-
-
-
ご 参 考 : 前 期 実 績
26,400
△611
△631
△733
前 回 発 表 予 想 (A)
増
減
率
(2023 年
( %
7 月 期 )
円
銭
△84.17
(2024 年 7 月期通期連結業績予想の修正の理由)
2024 年7月期第2四半期においては、
「デュオ」
「カナデル」を中心に、競争激化および広告コストの高
止まりを主因に通信販売における新規獲得が計画を下回りましたが、この状況は第3四半期以降も継続す
ることが予想されます。加えて、上期に新規獲得し定期顧客となることを計画していた顧客からの売上が
見込めなくなる影響や、既存顧客向けの転換率向上施策の効果を慎重に見込む必要があることから、通信
販売の売上見込は当初計画から大きく減少する見込みです。また卸売販売においても競争激化の環境が継
続することが予想されます。以上の状況に鑑み、売上高予想を上記の通り下方修正いたします。下方修正
した売上高の約7割が通信販売の見込を修正したことによるものです。
広告宣伝費を中心とした販売管理費の抑制やリカバリー事業の伸長による若干の損益改善効果はあるも
のの、売上高の下方修正に伴い売上総利益も大幅に減少する見込みであることから、営業損益、経常損益
についても上記の通り下方修正いたします。
また、親会社株主に帰属する当期純損益につきましても、上記に加え、第2四半期における特別損失の
計上と繰延税金資産の取り崩しの影響を受け、大幅に悪化する見込みです。
(注)上記の予想は現時点で入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績は今後様々な要因によっ
て異なる可能性があります。
以上