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3962:チェンジHD:個別決算における特別損失の計上に関するお知らせ

2024 年3月 29 日
各 位
会社名

株式会社チェンジホールディングス

代表者名

代表取締役兼執行役員社長

福留 大士

(コード番号:3962
問合せ先

取締役兼執行役員CFO

東証プライム)
山田 裕
(TEL.03-6435-7347)

個別決算における特別損失の計上に関するお知らせ
当社は、2024 年3月期(2023 年4月 1 日~2024 年3月 31 日)の個別決算(日本基準)において、特別損失
を計上いたしましたのでお知らせいたします。

【特別損失の内容】
当社の連結子会社であるイー・ガーディアン株式会社(以下、イー・ガーディアン)は、当社グループのサ
イバーセキュリティ事業を担う中核会社であります。連結子会社化後、シナジーを実現すべく資本業務提携契
約に沿って様々な施策を推し進め、セキュリティ業界の再編を通じて、両社グループで日本のサイバーセキュ
リティ分野におけるトップクラスのセキュリティベンダーとなることを目指し、両社グループの相乗的な企業
価値の向上を図っております。しかしながら、イー・ガーディアンの株価は市場の需給により低迷しており、
当社の 2024 年3月期の個別決算において、当社が保有するイー・ガーディアン株式について減損処理を行い、
関係会社評価損 8,272 百万円を特別損失に計上することといたしました。なお、関係会社株式評価損は連結決
算では相殺消去されるため、2024 年3月期における連結業績に与える影響はございません。
なお、減損の背景・理由、イー・ガーディアンとの連携の進捗につきましては、添付の資料をご確認下さい。

以

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上

【添付資料】イー・ガーディアン株式にかかる個別決算における特別損失の補足資料
本日、当社が保有するイー・ガーディアン株式について、当社個別決算において特別損失を計上することとな
りました。減損の背景・理由、当社決算に与える影響、イー・ガーディアンとの連携の進捗について、Q&A
形式で整理し、投資家の皆さまにご説明致します。
<減損の背景・理由>
Q:2023 年 11 月の決算説明会では「現時点で減損の懸念はない」とのことであったが、今回減損処理に至っ
た背景はどのようなものか。
A:今回のイー・ガーディアン株式にかかる特別損失の計上は、J-GAAP(日本基準)を適用している当社単体
決算での計上であり、IFRS(国際財務報告基準)を適用している当社連結決算においては相殺消去されるため
損失の計上を予定しておりません。J-GAAP における減損判定の基準ですが、当社が株式の公開買い付け及び
第三者割当増資の引き受けを通じて取得したイー・ガーディアン株式の取得金額に、ファイナンシャルアドバ
イザリー費用などの取得関連費用を加算した総取得金額を総取得株数で除した株価が 2,794.5 円であり、そこ
から 50%下落した株価である 1,398 円を割り込むと減損処理をしなければなりません。2024 年3月 29 日の
終値が1,379 円となったため、当社単体決算において減損処理をすることとなりました。昨年11 月時点では、
1500 円台で推移しており、減損処理を懸念する株価水準ではなかったため、上記の通り、回答いたしました。
なお、当社の連結財務諸表ではイー・ガーディアンに関するのれんを 11,289 百万円計上しておりますが、使
用価値がのれん金額を上回る想定であるため、連結財務諸表に計上されているのれんについて減損処理をする
ことは予定しておりません。
<減損の影響>
Q:今回、減損処理を行ったことでどのような影響があるか。また、株価は変動するものであり、今後株価が
回復することもあると考えられるが、どのような影響があるか。
A:減損処理による影響は以下の表の通りです。
当社単体決算

当社連結決算

(J-GAAP)

(IFRS)

(単体)損益計算書

関係会社株式評価損

/(連結)連結損益計算書

8,272 百万円

(単体)貸借対照表

イー・ガーディアン株式の簿

/(連結)連結財政状態計算書

価の変更

影響なし
影響なし

(上記評価損を反映)
(単体)キャッシュフロー計算書

影響なし

影響なし

/(連結)連結キャッシュフロー計算書
なお、当社、単体決算(J-GAAP)において、イー・ガーディアン株式の株価が回復した場合でも、単体決算
(J-GAAP)における財務諸表に反映されることはなく、切り下げのままとなります。連結決算(IFRS)におい
ては、減損損失を計上しないため影響はありません。
<イー・ガーディアンとの連携の進捗>
Q:イー・ガーディアンとの連携はうまく進んでいるのか。今回の減損処理と事業進捗の関係はないのか。
A:イー・ガーディアンとの事業上の連携はスケジュール通りに進んでおり、既存事業・新規事業ともに協業
が順調に推移しております。今回の減損は株価の変動によるものであり、特に当社グループの事業進捗に影響
2

をもたらすものではありません。
2024 年4月以降、当社との取り組みがイー・ガーディアンの業績に寄与することを予定しており、具体的な
取り組み(代表例)は次に挙げる通りです。
⚫

地方自治体向けの Web セキュリティ対策事業(脆弱性の診断~対策~監視までのトータルサポート)

⚫

セキュリティ領域における人材育成サービスの強化および当社グループ顧客基盤への展開(セキュリ
ティ人材育成 「Security for DX プログラム」の提供)

⚫

⚫

産業別/テーマ別のデジタル化サービスと BPO サービスの融合
➢

ふるさと納税関連の運用業務 BPO サービス

➢

新規事業開発のためのデジタル活用及び業務運用パッケージ 等

当社グループの定型業務及び IT 関連業務の集約(BPO 業務・セキュリティ関連業務等)
以

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