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4241:アテクト:特別損失(減損損失)の計上及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2024 年4月 17 日
各

位
会 社 名 株式会社アテクト
代表者名 代表取締役社長執行役員 大西 誠
(東証スタンダード・コード4241)
問合せ先 経 理 ・ 財 務 部 部 長 菅 原
(TEL.0748-20-3400)

偉夫

特別損失(減損損失)の計上及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、特別損失(減損損失)を計上し、2023年5月10日付で
公表した2024年3月期の通期連結業績予想を修正することを決議いたしましたので、下記のとお
りお知らせいたします。
記
1. 特別損失(減損損失)の計上
PIM事業においては、事業分野の多様性による成長を図るため、近年、新領域である自動
車業界への偏重を進めてまいりました。しかしながら取引先起因の諸問題や製品の仕様変更に
よる生産調整等により、量産体制に入っておりました自動車用ターボ部品の受注予定数量が大
幅に減少いたしました。さらに高機能部品の受注についても低調に推移したことにより、当初
予定していた量産設備の余剰感が現出したため、投資回収可能性に疑義が生じました。
当該設備の稼働率、将来の稼働見通し及び、回収可能性等を勘案した結果、「固定資産の減
損に係る会計基準」に基づいて建設仮勘定37百万円、減価償却中の有形固定資産の帳簿価額393
百万円、合計430百万円を特別損失(減損損失)に計上することといたしました。

2. 通期連結業績予想の修正
(1)2024年3月期

通期連結業績予想の修正(2023年4月1日~2024年3月31日)
(単位:百万円)
売

親会社株主に帰属

1株当たり

する当期純利益

当 期 純 利 益

150

100

22 円 62 銭

65

75

△250

△56 円 55 銭

△200

△95

△75

△350

△6.1

△59.4

△50.0

△350.0

2,961

176

193

158

高

営 業 利 益

経 常 利 益

前回発表予想(A)

3,300

160

今回修正予想(B)

3,100

増 減 額(B-A)
増 減 率( % )
(ご参考)前期実績
(2023 年 3 月期)

上

35 円 96 銭

(2)業績予想修正の理由
利益面では高騰が続く原材料費の影響は、第3四半期連結会計期間から半導体資材事業の
スペーサーテープの主原料であるPETフィルム及び、衛生検査器材事業のシャーレ主原料
のPS(ポリエスチレン)材等の原価を押し上げ、引き続き利益圧迫要因となっておりま
す。また、PIM事業においては、通期に亘る自動車用ターボ部品の開発・量産設備にかか
る減価償却費の増加により、第1四半期連結会計期間より営業損失を計上しておりました。
第2四半期連結会計期間からは製品の仕様変更に伴う準備期間に入ったことで受注の減少が
続いており、第4四半期連結会計期間においても収益面で人件費を含めた固定費の吸収がで
きずに営業損失を計上することとなりました。
3. 今後について
半導体資材事業においては、2024年4月以降に主要先の在庫調整局面からの脱却により、売
上の回復が期待されております。また、円安・韓国ウォン/台湾ドル高の恩恵も続くと見てお
り、為替の動向については継続して注視してまいります。衛生検査器材事業においては、製造
合理化による原価低減を積極的に推進するとともに、引き続き顧客への販売価格の引き上げに
取り組んでまいります。
併せて、PIM事業においては、電動化が進む自動車や産業機器向けのインバータ等に使用
される窒化アルミ製絶縁・放熱基盤の商品化にも注力してまいります。
(注)上記の業績予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績
は今後様々な要因により予想数値とは異なる可能性があります。

以上