株やFXにより会社の給料以外の収入をえるために修行中です。株主優待がある銘柄などが中心です。システムトレードも挑戦中です。


6298:ワイエイシイHD:株主提案(増配・定款変更)に関する当社取締役会の意見

2025 年5月 14 日
各

位
会 社 名

ワイエイシイホールディングス株式会社

代表者名

代表取締役会長兼社長

百瀬

武文

(コード番号 6298 東証プライム)
問合せ先

取締役管理統括本部長

畠山

督

(TEL.042-546-1161)

株主提案(増配・定款変更)に関する当社取締役会の意見

当社は、2025 年4月 10 日付「株主提案権行使に係る書面の受領に関するお知らせ」で公表しました
とおり、当社株主より 2025 年6月開催予定の第 53 回定時株主総会における議案について株主提案権
(以下「本株主提案」といいます)の行使に係る 2025 年4月8日付の書面(以下「本株主提案書」とい
います)を受領しておりましたが、本日開催の当社取締役会において、本株主提案について反対するこ
とを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.本株主提案について
(1)提案株主
個人株主1名 (保有議決権個数 824 個(総議決権個数の 0.44%)
)
(2)提案のあった議案
①剰余金処分の件(下記(3)Ⅰが該当)
②定款変更の件(下記(3)Ⅱが該当)
(3)提案内容(本株主提案書面の原文どおりに掲載します)
会社法第 303 条に基づき、下記のとおり提案する。
Ⅰ1 提案の内容
社員の皆様に心より感謝しつつ、下記の理由に基づき、1株につき年間の配当金を 50
円(本年元旦発効の株式分割以前においては 100 円に相当)とする。従って、1株当たり
の中間配当金が 17 円 50 銭(同 35 円に相当)であったので、期末配当金を1株につき 32
円 50 銭(同 65 円に相当)とする。
2 提案の理由
(1)上記株式分割は「株式の流動性向上」及び「将来の自社株買いの可能性向上」とい
う観点からは一定の評価をし得るが、1994 年の株価 3,450 円(同 6,900 円相当)を、その
後 30 年以上が経過しているが未だに1度も超えていないということ、
(2)わずか2年前
(2023 年5月)の株価 1,805 円(同 3,610 円相当)時の時価総額約 350 億円が現在(2025
年 4 月 1 日現在)においては約 160 億円で約 190 億円も減少しているということ、
(3)仮
に前年度も年間配当金が1株当たり 37 円 50 銭(同 75 円相当)であるならば、直近2年間
は「増配」が全くなかった(3年間同額の配当金)ということ、
(4)直近2年間は利益が
ほぼ増加していないということ等を勘案すれば、本来は収益拡大による時価総額増加を目
指すべきであるが、上記現状においては、
『増配』により時価総額の増大を図るべきである。
3 配当財産の種類、剰余金の配当が効力を生じる日、配当金支払開始日、に関しては、会社提
案と同様とする。

Ⅱ1 提案の内容
定款を変更(新設)し、取締役又は社外取締役に女性及び外国籍の役員(少なくとも各
1名)を置くものとする。
2 提案の理由
YAC の真の国際化等、特に YAC LinusBio Japan の検査事業である「ASD(自閉症スペク
トラム)
」向けの検査(子供への検査)に関しては、男性よりも女性(母性愛を有する者)
の方が感度が高いのではなかろうか。このような観点からも、役員の多様化を積極的に
図るべきである。
4年連続の株主提案でお手数をおかけ致しますが、宜しくお願い申し上げます。

以上

2.本株主提案に対する当社取締役会の意見
(1)剰余金処分の件(前記1(3)Ⅰが該当)
①本株主提案の概要
本株主提案は、当社普通株式1株につき 50 円(2025 年1月1日を効力発生日とする株式分割前
の換算で 100 円)を配当するものであります。(うち期末配当 32 円 50 銭(同 65 円)
)
②当社取締役会の意見
当社取締役会としては、本株主提案に反対いたします。
③反対の理由
a.当社は、2021 年度より一層の株主還元を目指し、配当性向 30%を目安とした安定的な配当政
策にすることを株主還元方針として公表し、以後、それを上回る配当を還元してまいりまし
た。
b.また、投資家の皆さまがより投資しやすい環境を整え、当社株式の流動性を高めることと、
投資家層のさらなる拡大を図ることを目的に、2025 年1月1日を効力発生日とする株式分割
を実施する等、現在出来得る資本政策を取ってきております。これは、将来的な自己株式の
取得の可能性にもつながるものでありますが、その実施に当たっては経営状態や財務状況、
市場環境等を十分踏まえつつ、慎重に実施すべきものと認識しております。
c.株価水準については、2023 年5月 30 日の直近最高値 1,805 円(株式分割以前は 3,610 円に
相当)よりは下回るものの、最近 10 年を通じてみますと順調に上昇しております。株主提案
にあります「1994 年の株価 3,450 円(同 6,900 円相当)を、その後約 30 年以上が経過して
いるが未だに1度も超えていない」というご指摘は、期末配当金を増配する理由としては賛
同しかねます。
d.当社の 2025 年3月期決算における親会社株主に帰属する当期純利益は 559 百万円、1株当た
り当期純利益は 30 円 39 銭と、予想を大きく下回る結果となりましたものの、株主の皆様の
これまでのご支援にお応えすべく、2024 年 11 月 14 日付「株式分割及び配当予想の修正に関
するお知らせ」にて公表のとおり、株式分割前換算で年間配当 75 円(うち期末配当 20 円(株
式分割前換算で 40 円)
)とさせていただく予定です。なお、株式分割前換算で年間配当 75 円
となる場合、配当性向は 123.4%となり、十分な株主還元ができているものと考えておりま
す。
e.そして、今次 2025 年3月期の自己資本比率は 41.1%(連結)であり、財務体質の強化を引続
き重点施策と捉えると共に、将来の持続的成長に向けた継続的な設備投資や研究開発投資に
加え、M&Aにも適時に対応する必要があり、そのためには内部留保を確保するとともに機
動的な活用に備えることが重要となり、また、不測の事態に備えるためにも、配当と内部留
保の適正なバランスを図る必要があります。
従いまして、本株主提案に基づく 2025 年3月期における増配に伴う追加支出は抑制すべ
きと考えております。当社は、今後も中期経営計画の着実な実行により経営基盤の強化、財
務体質の改善に取り組み、さらなる企業価値の向上を図り、株主の皆様のご期待に応えて参
る所存です。

(2)定款変更の件(前記1(3)Ⅱが該当)
①本株主提案の概要
本株主提案は、当社定款上に女性および外国籍の取締役(各1名以上)の選任を義務付ける規定
を設けるものです。
②当社取締役会の意見
当社取締役会としては、本株主提案に反対いたします。
③反対の理由
a.当社は、取締役会の多様性と独立性の確保は重要な課題と認識し、コーポレートガバナンス・
コードの各原則に従い、現在、独立社外取締役の女性 1 名を構成メンバーとしております。
引き続き、性別や国籍等にかかわらず、取締役会の実効性向上を目指して、コーポレートガ
バナンス・コードの各原則に対応した人選を図ってまいります。
b.本株主提案のように、定款にて縛りを設けることは、取締役候補者の選択範囲を制限し、そ
の時々の状況を踏まえた最適な取締役会構成の妨げとなる可能性があるものと考えます。
c.また、本株主提案の理由のひとつとして「ASD(自閉症スペクトラム)」向けの検査(子供へ
の検査)に関しては、男性よりも女性(母性愛を有する者)の方が感度が高いのではなかろ
うか」と述べておられますが、客観的な根拠が明確ではない上、このことと女性の社外取締
役を定款で義務付けることとは次元の異なる問題であり、定款変更理由とすることには賛同
しかねます。
以

上