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7747:アサヒインテック:特別損失の計上と通期業績予想の修正に関するお知らせ

2025 年5月 15 日
各

位
会

社

名

朝 日 イ ン テ ッ ク 株 式 会 社

代 表 者 名

代 表

取 締 役 社 長

宮 田

憲 次

( 東証プライム・名証プレミア コード番号:7747)
問 合 せ 先

取 締 役

管 理 本 部 長

伊 藤

瑞 穂

( TEL.0561-48-5551)

特別損失の計上と通期業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、下記のとおり 2025 年 6 月期において特別損失(のれんの減損損失等)を計上するとともに、2024
年 8 月 14 日に公表した連結業績予想を修正いたしましたので、お知らせいたします。
現在、2025 年 8 月の開示に向けて新たな中期経営計画の策定を進めております。また、この度の米国関税の
発生を契機としたグローバルリスクの高まりを考慮した中で、改めて現状の開発活動や事業環境を踏まえ、こ
れまで買収等を行ってきた事業の将来見通しを見直し、今後の方向性について議論を重ねた結果、これらに十
分に対応することについて取締役会で審議し、判断いたしました。
なお、今回の決算でのれんの減損損失を計上することとなりましたが、当社のメディカル事業は中長期的に
安定した成長が期待できる事業です。売上成長が高利益に繋がる収益基盤をさらに強化し、利益を投資に回し
て成長を加速させるサイクルの実現を今後も目指してまいります。また、事業検討の精度や PMI(Post Merger
Integration/買収後統合プロセス)の実行力を高めるための事業体制やガバナンスの強化を進め、組織の機能と
体制をより充実させていく所存です。
記
1.特別損失の発生、及びその内容
当社は、2025 年 6 月期第3四半期連結会計期間において、のれん等の減損損失などの特別損失の計上を
実施いたしました。
(1) 連結 特別損失 10,730 百万円
(特別損失の主な内容)
<内訳>
科目
減損損失

(単位:百万円)
第 3 四半期実績

第 4 四半期予定

通期予定

9,300

―

9,300

関係会社株式評価損

210

―

210

関係会社貸倒引当金繰入額

461

―

461

投資有価証券評価損

759

―

759

10,730

―

10,730

計

1

・減損損失

9,300 百万円

当社連結子会社である朝日サージカルロボティクス株式会社(以下、ASR 社)、Pathways Medical
Corporation(以下、Pathways 社)、Rev. 1 Engineering, Inc. (以下、REV1 社)、ASAHI Medical
Technologies, Inc. (以下、AMT 社)について、第3四半期連結会計期間において、のれん未償却残高
などについて減損処理を行い、特別損失を計上いたしました。
・関係会社株式評価損、関係会社貸倒引当金繰入額

671 百万円

非連結子会社である 3 社(レイク R&D 株式会社、日本ケミカルコート株式会社、株式会社 walkey(合
弁会社))について、第3四半期連結会計期間において、関係会社株式評価減及び関係会社貸倒引当金繰
入処理を行い、特別損失を計上いたしました。
・投資有価証券評価損 759 百万円
ビジネスシナジーがあり保有している非上場株式について、第3四半期連結会計期間において、投資
有価証券評価減処理を行い、特別損失を計上いたしました。

(2) 損失発生の経緯・内容
<のれん等の減損損失>
・ASR 社
のれん他総額

1,986 百万円

当該会社は、国立研究開発法人国立がん研究センターの認定ベンチャーとして、外科手術支援ロボッ
ト「ANSUR」を開発・製造している会社であり、2021 年 7 月に当社の 100%子会社となりました。
この度、ANSUR ビジネスの事業計画を見直す過程で、買収時の計画と実際の事業進捗に乖離が生じ
ていることが判明したため、減損処理を行うことを決定いたしました。
薬事認可の都合により、販売開始時期が当初予定していた 2023 年から 1 年遅延したほか、現在まで
に 3 台を販売し、病院で臨床使用していただいております。本体には大きな問題はありませんが、使用
過程で必要となる消耗品に関して様々な改良要望が寄せられており、それらに対応する中で、販売後も
現場ニーズに応じた改良・改善が継続的に必要であることを実感しております。これに伴い、今後も対
応負荷が継続することを踏まえ、将来の販売台数を見直した結果、買収時の事業計画との乖離が明らか
となりました。
ただし、
「ANSUR」については学会等で高い評価をいただいており、病院からの引き合いもあること
から、現場ニーズは依然として高いと考えております。今回、事業計画を見直すこととなりましたが、
外科医不足など医療現場の課題解決に貢献できるロボットであり、社会的必要性も高いと認識しており
ます。今後も当社グループとして本ビジネスを継続し、医療現場への浸透を進めてまいります。

2

・Pathways 社
のれん他総額

3,679 百万円

当該会社は、ガイドワイヤーなどの表面に形成可能な電気配線に関する独自技術を保有する米国
の会社であり、Pathway 社が有する技術が、当社グループが以前よりフランスの SENSOME 社と
共同開発を進めているストローク・スマートガイドワイヤーへの適用が可能であることなどを主な
理由として、2021 年 7 月に当社が 100%買収いたしました。
買収後、技術移管や試作対応は順調に進んでいたものの、製品化の過程で、技術的に量産が困難で製
品化に適さないことや、SENSOME 社の製品への現実的な適用が難しいことが判明しました。今後の対
応策について検討を重ねてまいりましたが、最終的に解決が困難であると判断し、当該技術による将来
価値の見込みが立てにくいことから、減損処理を行うことを決定いたしました。
・REV1 社
のれん他総額 1,642 百万円
当該会社は、米国市場においてカテーテルなど幅広いインターベンション製品を中心とした医療機器
の設計・開発を受託する会社であり、2021 年 7 月に当社グループが 100%買収した連結子会社です。
近年では、当社グループからの開発案件も受託しておりますが、米国金利の上昇などにより、主な取
引先であるベンチャー企業への資金流入が悪化し、その影響を受けて今後の開発案件の受託件数の見通
しが不透明となってまいりました。
こうした環境を踏まえて事業計画を見直す過程で、買収時の計画と事業進捗に乖離が生じていること
が判明したため、減損処理を行うことを決定いたしました。
REV1 社については、当社内部からの開発受託など研究開発機関としての活用を行っておりますが、
今後もこれらの活用を継続し、メディカル事業の成長につながる開発活動を推進してまいります。
・AMT 社
のれん他総額 1,991 百万円
当該会社は、プラズマ・エネルギーに関する技術を有する米国の会社であり、同社の技術と当社グル
ープの技術を融合することで、CTO(慢性完全閉塞)領域の治療成績向上に寄与する画期的な医療機器
「プラズマワイヤー・システム」の開発を目的として、2018 年 7 月に当社グループが買収し、現在は
100%連結子会社となっております。
現在、プラズマワイヤー・システムの開発は概ね完了しておりますが、プラズマワイヤービジネスの
事業計画を見直す過程で、買収時の計画と事業進捗に乖離が生じていることが判明したため、減損処理
を行うことを決定いたしました。
プラズマワイヤー・システムは、2025 年に国内での検証治験を予定しておりましたが、最新の市場情
報の分析に基づいた将来の事業計画を踏まえ、中止を決定いたしました。
プラズマ・システムは、ステントを使用した症例や石灰化病変への対応が困難であるなど、適用範囲
に制限があることが探索的治験段階で明らかとなり、現状の形態での事業継続は難しいと判断いたしま
した。より完成度の高い医療機器の製品化を目指した結果、販売開始までに時間を要したこともあり、
臨床現場における CTO 治療のニーズは、当社既存製品(PCI ガイドワイヤー、貫通カテーテル等)の
3

改良と普及によって満たされてきたことも背景にあります。
今回、定量的な将来計画の見通しが立てにくいことから減損処理を決定いたしましたが、プラズマ技
術については循環器領域のみならず他領域への新製品開発にも活用・応用が可能であると考えておりま
す。また、今後も CTO 治療のパイオニアとして、課題解決に向けた新製品の開発・実現を引き続き目
指してまいります。
<関係会社株式評価損・関係会社貸倒引当金繰入額>
非連結子会社であるレイク R&D 株式会社、日本ケミカルコート株式会社、株式会社 walkey(合弁
会社)について、売上高が伸び悩むなど、当初想定していた収益が見込めないことから、株式の実質
価額が低下したものと判断し株式の評価減を行い、親会社からの貸付に対しては関係会社貸倒引当金
繰入額を計上いたしました。
レイク R&D 株式会社は消化器分野や動物医療分野、日本ケミカルコート株式会社は樹脂技術の分
野において、当社グループ会社への技術的貢献を行っております。今後も、これら非連結子会社の業
績回復に向けて引き続き努めてまいります。
<投資有価証券評価損>
ビジネスシナジーを目的として保有している非上場株式の投資有価証券について、先方の業績動
向により株式の実質的価値が低下したと判断し、評価減を行いました。なお、ビジネスシナジーの
ある取引先の株式であることから、今後も保有を継続する方針です。

4

2.業績予想の修正
(1)2025 年6月期連結業績予想数値の修正(2024 年7月1日~2025 年6月 30 日)

親会社株主
売上高

営業利益

経常利益

に帰属する
当期純利益

百万円

百万円

百万円

百万円

1株当たり
当期純利益
円

銭

前回発表予想(A)

116,737

25,210

25,528

18,803

69.22

今回修正予想(B)

119,160

28,859

28,987

11,314

※ 41.66

増減額(B-A)

+2,422

+3,648

+3,458

△7,488

+2.1

+14.5

+13.5

△39.8

107,547

22,135

21,968

15,808

増減率(%)
(ご参考)前期実績
(2024 年6月期)

58.20

※当第 3 四半期連結累計期間の期中平均株式数を用いて算定しております。
(2)修正の理由(直前の業績予想公表日:2024 年 8 月 14 日)
売上高、営業利益、経常利益は、継続的な市場シェアの拡大や外貨高による為替影響などにより、
主にメディカル事業が国内外ともに好調に推移したことや、生産性の改善による売上総利益率の上昇
などもあり、前回予想を上回る見込みです。なお、米国関税の影響は当期には発生せず、来期以降に
発生する予定です。
親会社株主に帰属する当期純利益は、上記1.のとおり特別損失を計上することにより、前回予想
を下回る見込みです。なお、今回ののれん等の減損損失の計上により、第 4 四半期以降に連結貸借対
照表にのれん等として残るのは、2021 年 7 月に買収したイタリアの販売会社である連結子会社
KARDIA.S.R.L の無形固定資産と、AMT 社の技術に関する無形固定資産の一部のみとなりますが、こ
れらの事業は順調に推移しており、将来の減損リスクは極めて低いと考えております。また、これま
で販売費及び一般管理費に計上していたのれん償却額等については、当期第 4 四半期から減少(約
△394 百万円/四半期)する見込みです。
3. 配当金について
2025 年 6 月期の期末配当金につきましては、連結配当性向 35%を目安として、24.23 円を配当予想
としております。特別損失の計上により親会社株主に帰属する当期純利益は減少いたしますが、配当予
想額は当初の予想どおり 24.23 円を維持し、変更はございません。
以上

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