NYダウ平均株価値下がり 大幅な利上げ続くことへの懸念で
2022-12-10 07:55:00
9日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は値下がりし、終値は前日に比べて305ドル2セント安い3万3476ドル46セントでした。この日、発表されたアメリカの先月の卸売物価指数の伸びが市場予想を上回ったことを受けて、大幅な利上げが続き景気が冷え込むことへの懸念から売り注文が増えました。また、9日のニューヨーク外国為替市場で、アメリカで大幅な利上げが続くとの見方から日米の金利差が意識されて円売りドル買いが進み、円相場は一時、1ドル=136円台後半まで値下がりしました。市場関係者は「投資家の間で来週13日に発表が予定されている先月の消費者物価指数の伸びも市場予想を上回り、インフレを抑え込むための大幅な利上げが続くのではないかとの警戒感が広がった」と話しています。