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4507:塩野義薬:業績予想の修正(上方修正)および配当予想の修正(増配)に関するお知らせ

2022 年 4 月 25 日
各

位
会 社 名

塩 野 義 製 薬 株 式 会 社

代表者名

代表取締役社長

手 代 木

功

(コード番号 4507 東証プライム)
問合せ先 広 報 部 長 京 川 吉 正
TEL (06)6209-7885

業績予想の修正(上方修正)および配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
最近の業績動向を踏まえ、2021 年 11 月 1 日に公表した 2022 年 3 月期通期連結業績予想を下
記のとおり修正しましたのでお知らせいたします。また、本日開催の取締役会において、2022 年
3 月期の期末配当予想について、下記の通りとすることを決議しましたのでお知らせいたします。
1.業績予想の修正について
2022 年 3 月期通期連結業績予想の修正(2021 年 4 月 1 日~2022 年 3 月 31 日)
親会社の所有
基本的 1 株
者に帰属する
売上収益
営業利益
税引前利益
当たり当期
当期利益
(百万円)
(百万円)
(百万円)
利益(円)
(百万円)
前回発表予想(A)

294,000

90,000

115,000

100,000

331.71

今回修正予想(B)

335,000

110,000

126,000

114,000

378.14

41,000

20,000

11,000

14,000

-

13.9

22.2

9.6

14.0

-

297,177

117,438

143,018

111,858

365.03

増減額(B-A)
増減率(%)
(ご参考)前期実績
(2021 年 3 月期)
2.業績予想修正の理由

当社が創製し英国 ViiV Healthcare Ltd.(以下、ViiV 社)に権利を移転した抗 HIV 薬
dolutegravir ならびにその関連化合物を包含する特定の特許に対する Gilead Sciences Inc.(以
下「Gilead 社」
)の抗 HIV 薬 Biktarvy (bictegravir を含む 3 剤配合剤)の特許権侵害訴訟の和
解ならびに dolutegravir の関連特許に係る特許ライセンス契約の締結 1 により、Gilead 社が ViiV
社に支払う一時金から、当社もその一部を売上収益として認識いたしました。また、今後の米国
における Biktarvy の売上高および bictegravir を成分に含む将来の製品売上高の bictegravir に
係る金額に対して支払われる 3%のロイヤリティーについては、ViiV 社との協議の結果、当社が
将来受領予定のロイヤリティー相当分についても、2022 年 3 月期の売上収益として認識するこ
とで決定いたしました。それらの結果、売上収益につきましては、前回発表予想を上回る見込み
となりました。各利益につきましては、売上収益が増加する一方で、研究開発費が増加したこと、
ViiV 社からの配当受領の期ずれがあったこと等により、前回発表予想を修正するものであります。
なお、対前年においても増収増益を達成する見込みです。
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3.配当予想の修正について
2022 年 3 月期(第 157 期)期末配当予想の修正
第 2 四半期末

年間配当金
期末

合計

前回予想

―

55.00 円

110.00 円

今回修正予想

―

60.00 円

115.00 円

当期実績

55.00 円

前期実績
(2021 年 3 月期)

53.00 円

55.00 円

108.00 円

4.配当予想修正の理由
当社グループは、成長投資と株主還元のバランスを取りながら企業価値の最大化を図り、中長
期的な利益成長を株主の皆さまにも実感していただける施策を推進しています。配当につきまし
ても、DOE 4%以上を指標に、企業価値の成長に応じて安定的に高めていくことを目指しており
ます。
2020 年 6 月公表の中期経営計画 STS2030 に則り、創薬型製薬企業としての強みをさらに進化
させ、ヘルスケサービスを提供する HaaS*企業へと自らを変革し、社会に対して新たな価値を提
供し続けていくことで、患者さまや社会が抱える困りごとの解決に貢献することをビジネスの方
向性に掲げ取り組んでまいりました。2022 年 3 月期は、COVID-19 の経口治療薬 S-217622 およ
び予防ワクチン S-268019 の早期実用化を目指し、COVID-19 関連の研究開発活動へ費用を含め
たリソースの集中投資を行いましたが、通期連結業績予想としては、前述の通り 2021 年 11 月 1
日に公表した前回予想を上回り、かつ対前年で増収増益を達成できる見込みとなりました。また、
2023 年 3 月期からは、先行投資を行った COVID-19 関連製品の実用化に伴う収益を確保できる
と考えております。
このたび、上記の背景ならびに財務状況、STS2030 の株主還元指標である EPS、DOE、ROE
等を総合的に勘案した結果、前回発表(2021 年 5 月 10 日)の期末配当予想を1株当たり 5 円増
配の 60 円に修正することといたしました。これにより、中間配当と合わせた年間の配当金は1
株当たり 115 円となり、前期と比べて 7 円の増配となります。
* Healthcare as a Service の略。 医薬品の提供にとどまらず、顧客ニーズに応じた様々なヘルスケアサービス
を提供すること

(注)上記の業績予想及び期末配当予想における情報は、現時点において当社が入手している情
報に基づいて作成されたものであり、実際の業績は様々な要因により異なる可能性があります。

以

上

参考:
1.

2022 年 2 月 3 日 プレスリリース
ViiV 社の抗 HIV 薬 Dolutegravir に対する Gilead 社 Biktarvy の特許権侵害訴訟の和解なら
びに特許ライセンス契約の締結に関する GSK 社の発表について

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