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6573:G-アジャイル:連結子会社に対する債権放棄及び特別損失の計上並びに同連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ

2022年9月28日
各 位
会 社 名 アジャイルメディア・ネットワーク株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長
荒 木
哲 也
(コード番号 6573 グロース)
問合せ先 管 理 部 部 長
寺 本
直 樹
(TEL 03-6435-7130(代表))

連結子会社に対する債権放棄及び特別損失の計上並びに
同連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ
当社は、2022 年9月 28 日開催の臨時取締役会において、当社の 100%子会社である株式会社クリエ・ジャ
パン(以下、「クリエ・ジャパン」といいます。)に対する債権を放棄すること(以下、「本債権放棄」とい
います。)及びクリエ・ジャパンの全株式を合同会社みやびマネージメント(以下、「みやびマネージメント」
といいます。)に譲渡すること(以下、「本件株式譲渡」といいます。)を決議いたしましたので、下記のと
おりお知らせいたします。なお、本件株式譲渡に伴い、クリエ・ジャパンは当社の連結子会社から外れる予
定です。

記

1.債権放棄及び株式譲渡の理由
当社は「世界中の“好き”を加速する」をビジョンに掲げ、企業やブランドのファンの育成・活性化を支
援するアンバサダー事業を中心にマーケティング支援を行っております。
2019 年 6 月に、1 人ひとりに最適化した動画を自動生成するマーケティングソリューション「PRISM(プ
リズム)
」の開発を行うクリエ・ジャパンを傘下にいれ、当社グループとしての事業展開を開始し、当社の
マーケティング支援サービスに、クリエ・ジャパンの動画ソリューションを有機的に繋げることで生まれる
シナジーをもって業容拡大を図り、更なる企業成長を目指してまいりましたが、クリエ・ジャパンの業績は
当初策定した事業計画を大きく下回り、キャッシュ・フローはマイナスが続いております。そのため、2022
年 12 月期においてクリエ・ジャパンに係るのれん相当額については、全額減損処理をしておりました。
その後もクリエ・ジャパンの成長戦略を検討してまいりましたが、シナジー効果の創出にはまだ時間を要
する見込みであり、また、クリエ・ジャパンは現在債務超過となっていることから、今後さらなる資本注入
が必要となる可能性を否定できない状況となっております。
これらの状況を総合的に勘案し、当社グループの置かれている現在の状況においては、経営資源の「選択
と集中」をより明確にし、財務体質の強化を図るとともに、将来を見据えた事業の再構築に注力することが
当社及び当グループにとって最善と判断し、クリエ・ジャパンの株式譲渡について数社と協議を重ねてまい
りました。そのうえで、クリエ・ジャパンのテクノロジーの優位性を認めていただき、また総合的に一番よ
い条件を提示いただいたみやびマネージメントに、クリエ・ジャパンの全株式を譲渡することを決定いたし

1

ました。あわせて、本株式譲渡を進めるにあたり、当社のクリエ・ジャパンに対する貸付金及び未収入金に
ついては、その全額を債権放棄することといたしました。

2.異動する子会社(株式会社クリエ・ジャパン)の概要
(1)
(2)
(3)

名
称
所
在
地
代表者の役職・氏名

株式会社クリエ・ジャパン
東京都港区虎ノ門 3-8-21 虎ノ門 33 森ビル 4 階
代表取締役社長 上田 怜史
Web サービス事業、IT ソリューション事業、テクノロジーサービス
(4) 事
業
内
容
(システム開発・運用)など
(5) 資
本
金 500,000 円
(6) 設 立 年 月 日 2010 年2月1日
(7) 大株主及び持株比率 アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 100%
資 本 関 係 当社は当該会社の株式を 100%保有しております
当社の社員3名が、当該会社に出向し業務にあたっ
人 的 関 係 ています。本件株式譲渡に伴い、これらの出向は解
消する予定であります。
上場会社と当該会社
当社は、当該会社との間で資金貸付等の取引を行っ
(8)
と の 間 の 関 係
ています。
当社は、当該会社と業務委託契約を締結し、当社に
取 引 関 係
おけるサービス提供の一部に当該会社のサービスを
利用しておりますが、本件株式譲渡に伴い、これら
の契約は 2022 年内に解消する予定であります。
(9) 当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態
決算期
2019 年 12 月期
2020 年 12 月期
2021 年 12 月期
純
資
産
△ 44 百万円
△ 64 百万円
△ 81 百万円
総
資
産
26 百万円
21 百万円
12 百万円
1 株 当 た り 純 資 産
△ 247.24 円
△ 363.68 円
△ 462.16 円
売
上
高
46 百万円
51 百万円
30 百万円
営
業
利
益
△ 17 百万円
△ 21 百万円
△ 17 百万円
経
常
利
益
△ 18 百万円
△ 19 百万円
△ 18 百万円
当
期
純
利
益
△ 18 百万円
△ 21 百万円
△ 18 百万円
1株当たり当期純利益
△ 99.56 円
△ 116.31 円
△ 98.48 円
1 株 当 た り 配 当 金
0.00 円
0.00 円
0.00 円

3.株式譲渡の相手先の概要
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)

名
称
所
在
地
代表者の役職・氏名
事
業
内
容
資
本
金
設 立 年 月 日

(7)

上 場 会 社 と
当 該 会 社 の 関 係

合同会社みやびマネージメント
東京都江東区豊洲五丁目6番 29
代表社員 林 雅之
投資、経営コンサルタント、不動産業
1,000,000 円
2017 年3月 13 日
資 本 関 係 該当事項ありません。
人 的 関 係 該当事項ありません。
取 引 関 係 該当事項ありません。
関連当事者へ
該当事項ありません。
の該当状況

2

(注)純資産、総資産、大株主及び持株比率については、情報を入手していないため非開示としております。

4.譲渡株式数及び譲渡前後の所有株式の状況
(1)

異動前の所有株式数

(2)

譲渡株式数

(3)

譲渡価額

(4)

異動後の所有株式数

174,800 株
(議決権の数:174,800 個)
(議決権所有割合:100%)
174,800 株
(議決権の数:174,800 個)
2,000,000 円
0株
(議決権の数:0 個)
(議決権所有割合:0%)

なお、譲渡価額につきましては、クリエ・ジャパンが現在債務超過であり、同社の将来キャッシュ・フロ
ーは引き続きマイナスが見込まれることを考慮し、譲渡価額の妥当性を十分検討した上で、株式譲渡先と協
議の結果、決定いたしました。

5.債権放棄の内容
(1)
(2)

債権の種類
放棄する債権の金額

貸付金及び未収入金
約 97 百万円

(注)当該債権に対し、2022 年 12 月期第2四半期決算において貸倒引当金 80 百万円を計上しております。

6.日
(1)
(2)
(3)

程
取締役会決議日
契約締結日
本株式譲渡、本債権放棄実行日

2022 年9月 28 日
2022 年9月 28 日
2022 年 10 月 1 日(予定)

7.今後の見通し
本件により、2022 年 12 月期の連結決算において、クリエ・ジャパンの株式売却に係る譲渡益 2 百万円及
び債権放棄にかかる損失約 17 百万円がそれぞれ発生し、それらを相殺しまして約 15 百万円の特別損失を計
上する見込みです。
また、クリエ・ジャパンが当社グループの連結範囲から除外されることにより、2022 年 12 月期の売上高
が 2022 年8月 10 日に公表した業績予想に対して下振れすることが想定されます。
詳細につきましては現在精査中であり、確定後速やかにお知らせいたします。

以上

3

(参考)当期連結業績予想(2022 年8月 10 日公表分)及び前期連結実績

百万円

百万円

百万円

親会社株主に帰属
する当期純利益
百万円

578

△ 115

△ 111

△ 105

632

△ 106

△ 96

△ 740

連結売上高
当期連結業績予想
(2022 年 12 月期)
前期連結実績
(2021 年 12 月期)

連結営業利益

4

連結経常利益