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6573:G-アジャイル:連結子会社に対する債権放棄及び特別損失の計上並びに同連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ

2022年10月21日
各 位
会 社 名 アジャイルメディア・ネットワーク株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長
荒 木
哲 也
(コード番号 6573 グロース)
問合せ先 管 理 部 部 長
寺 本
直 樹
(TEL 03-6435-7130(代表))

連結子会社に対する債権放棄及び特別損失の計上並びに
同連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ
当社は、2022 年 10 月 21 日開催の取締役会において、当社の 100%子会社である HAIRSTUDY 株式会社(以
下、「HAIRSTUDY」といいます。)に対する債権を放棄すること(以下、「本債権放棄」といいます。)及び
HAIRSTUDY の全株式を株式会社プラットフォームホールディングス(以下、
「プラットフォームホールディン
グス」といいます。)に譲渡すること(以下、「本件株式譲渡」といいます。)を決議いたしましたので、下
記のとおりお知らせいたします。なお、本件株式譲渡に伴い、HAIRSTUDY は当社の連結子会社から外れる予
定です。

記

1.債権放棄及び株式譲渡の理由
当社は「世界中の“好き”を加速する」をビジョンに掲げ、企業やブランドのファンの育成・活性化を支
援するアンバサダー事業を中心にマーケティング支援を行っております。
2020 年 12 月に、美容師業に携わる全ての人に効率的な学習環境や成長機会を提供し教育格差を改善す
る、美容師/美容室向けのオンライン動画教育プラットフォーム「hairstudy」の運営を行う HAIRSTUDY
(旧:株式会社 akubi)を傘下に入れ、当社グループとしての事業展開を開始し、当社の動画ソリューショ
ンサービスと、HAIRSTUDY の動画教育プラッ トフォームを有機的に繋げることで生まれるシナジーをもっ
て業容拡大を図り、更なる企業成長を目指してまいりましたが、HAIRSTUDY の業績は当初策定した事業計画
を大きく下回り、キャッシュ・フローはマイナスが続いております。そのため、2021 年 12 月期において
HAIRSTUDY に係るのれん相当額である約 28 百万円については、全額減損処理をしておりました。なお、こ
の減損損失については、2022 年 4 月 28 日付「特別損失の計上および業績予想の修正に関するお知らせ」に
てお知らせしております、2021 年 12 月期の減損損失 87 百万円に含まれております。

※2021 年 12 月期の個別決算において、当社から子会社への貸付金・未収金に対する回収可能性を検討し
たうえで貸倒引当金を約 15 百万円(HAIRSTUDY:5 百万円)、子会社の債務超過額を投資損失引当金として
約 15 百万円(HAIRSTUDY:8 百万円)を計上し、また子会社の業績が当初事業計画を大きく下回っていたか
ら関係会社株式評価損として約 83 百万円(HAIRSTUDY:39 百万円)を計上しており、開示基準に該当して

1

いたところ、2022 年 4 月 28 日に適時に開示ができておりませんでしたことを深くお詫びを申し上げます。
なお 2021 年 12 月期個別決算における特別損失のうち、開示が漏れていたものの内訳は以下の通りです。
㈱クリエ・ジャパン

関係会社株式評価損

㈱popteam

HAIRSTUDY㈱

損益計算書計上額

-

44 百万円

39 百万円

83 百万円

投資損失引当金繰入額

7 百万円

-

8 百万円

15 百万円

貸倒引当金繰入額

10 百万円

-

5 百万円

(※)64 百万円

(※)損益計算書における貸倒引当金繰入額 64 百万円と、子会社に対する貸倒引当金繰入額 15 百万円との
差額 49 百万円は、2022 年 4 月 28 日付「特別損失の計上および業績予想の修正に関するお知らせ」にてお
知らせしております不適切な資金流用に伴い発生していた貸倒引当金繰入額になります。

その後も HAIRSTUDY の成長戦略を検討してまいりましたが、シナジー効果の創出にはまだ時間を要する見
込みであり、また、HAIRSTUDY は現在債務超過となっていることから、今後さらなる資本注入が必要となる
可能性を否定できない状況となっております。
これらの状況を総合的に勘案し、当社グループの置かれている現在の状況においては、経営資源の「選択
と集中」をより明確にし、財務体質の強化を図るとともに、将来を見据えた事業の再構築に注力することが
当社及び当グループにとって最善と判断し、HAIRSTUDY の株式譲渡について数社と協議を重ねてまいりまし
た。そのうえで、HAIRSTUDY の成長可能性を認めていただき、また総合的に一番よい条件を提示いただいた
プラットフォームホールディングスに、HAIRSTUDY の全株式を譲渡することを決定いたしました。あわせ
て、本株式譲渡を進めるにあたり、当社グループの HAIRSTUDY に対する貸付金及び未収入金については、そ
の全額を債権放棄することといたしました。

2.異動する子会社(HAIRSTUDY 株式会社)の概要
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)

(8)

(9)
純
総

名
称
所
在
地
代表者の役職・氏名
事
業
内
容
資
本
金
設 立 年 月 日
大株主及び持株比率

HAIRSTUDY 株式会社
東京都港区虎ノ門 3-8-21 虎ノ門 33 森ビル 4 階
代表取締役社長 上田 怜史
美容師向け動画教育サービスの運営
1,000,000 円
2011 年 3 月 3 日
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 100%
資 本 関 係 当社は当該会社の株式を 100%保有しております
当社の社員 2 名が、当該会社に出向し業務にあたって
上場会社と当該会社 人 的 関 係 います。本件株式譲渡に伴い、これらの出向は解消
する予定であります。
と の 間 の 関 係
当社は、当該会社との間で資金貸付等の取引を行っ
取 引 関 係
ています。
当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態
決算期
2020 年2月期
2020 年 12 月期
2021 年 12 月期
資
産
2,041 千円
2,205 千円
△ 13,549 千円
資
産
2,041 千円
7,996 千円
2,386 千円

2

1 株 当 た り 純 資 産
売
上
高
営
業
利
益
経
常
利
益
当
期
純
利
益
1株当たり当期純利益
1 株 当 た り 配 当 金

32,243.24 円
18,119 千円
171 千円
171 千円
64 千円
648.22 円
0.00 円

79,962.61 円
11,444 千円
△ 1,885 千円
321 千円
163 千円
1,635.64 円
0.00 円

△ 135,493.02 円
8,501 千円
△ 16,281 千円
△ 15,684 千円
△ 15,754 千円
△ 157,545.99 円
0.00 円

(注)2020 年 12 月期は、2020 年3月~12 月(10 カ月間)の変則決算となっております。

3.株式譲渡の相手先の概要
(1)
(2)
(3)

名
称
所
在
地
代表者の役職・氏名

(4)

事

(5)
(6)
(7)
(8)

資
設
純
総

(9)

上 場 会 社 と
当 該 会 社 の 関 係

業
立

内
本
年
資
資

月

容
金
日
産
産

株式会社プラットフォームホールディングス
東京都港区南青山 1−15−9 第 45 興和ビル 8F
代表取締役社長 阿部夏朗
ヘアサロンやレストランなどの運営事業
メディアを活用した飲食店支援事業 等
24,000,000 円
2006 年 11 月 7 日
275 百万円(2022 年 2 月期)
1,125 百万円(2022 年 2 月期)
資 本 関 係 該当事項ありません。
人 的 関 係 該当事項ありません。
取 引 関 係 該当事項ありません。
関連当事者へ
該当事項ありません。
の該当状況

(注)大株主及び持株比率については、情報を入手していないため非開示としております。

4.譲渡株式数及び譲渡前後の所有株式の状況
(1)

異動前の所有株式数

(2)

譲 渡

(3)

譲

(4)

異動後の所有株式数

渡

株

式 数
価

額

100 株
(議決権の数:100 個)
(議決権所有割合:100%)
100 株
(議決権の数:100 個)
1円
0株
(議決権の数:0 個)
(議決権所有割合:0%)

なお、譲渡価額につきましては、HAIRSTUDY が現在債務超過であり、同社の将来キャッシュ・フローは引
き続きマイナスが見込まれることを考慮し、譲渡価額の妥当性を十分検討した上で、株式譲渡先と協議の結
果、決定いたしました。

5.債権放棄の内容
(1)
(2)

債権の種類
放棄する債権の金額

貸付金及び未収入金
約 25 百万円

(注)当該債権に対し、2022 年 12 月期第2四半期決算において貸倒引当金等約 13 百万円を計上しておりま

3

す。

6.日
(1)
(2)
(3)

程
取締役会決議日
契約締結日
本株式譲渡、本債権放棄実行日

2022 年 10 月 21 日
2022 年 10 月 31 日
2022 年 11 月 1 日(予定)

7.今後の見通し
本件により、2022 年 12 月期の連結決算において、HAIRSTUDY は債権放棄をした後も債務超過状態である
ことから、HAIRSTUDY 株式の売却により売却益約 4 百万円及び債権放棄にかかる損失約 12 百万円がそれぞれ
発生し、それらを相殺しまして約 8 百万円の特別損失を計上する見込みです。
また、HAIRSTUDY が当社グループの連結範囲から除外されることにより、2022 年 12 月期の売上高が 2022
年8月 10 日に公表した業績予想に対して下振れすることが想定されます。
詳細につきましては現在精査中であり、確定後速やかにお知らせいたします。

以上

(参考)当期連結業績予想(2022 年8月 10 日公表分)及び前期連結実績

百万円

百万円

百万円

親会社株主に帰属
する当期純利益
百万円

578

△ 115

△ 111

△ 105

632

△ 106

△ 96

△ 740

連結売上高
当期連結業績予想
(2022 年 12 月期)
前期連結実績
(2021 年 12 月期)

連結営業利益

4

連結経常利益