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7694:G-いつも:特別損失(のれんの減損損失)の計上及び連結業績予想の修正に関するお知らせ

2022 年 10 月 31 日
各 位
会 社 名 株式会社いつも
代表者名 代表取締役社長 坂本 守
(コード番号:7694、東証グロース)
問合せ先 取締役 CFO コーポレート本部長 杉浦 通之
(TEL.03-4580-1365)
特別損失(のれんの減損損失)の計上及び連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社グループは、2023 年3月期の第2四半期連結累計期間におきまして、特別損失を計上するとともに、最
近の業績の動向等も踏まえ 2022 年5月 13 日に開示した 2023 年3月期の連結業績予想を本日の取締役会にお
いて下記の通り修正することを決議いたしましたので、お知らせいたします。

記
1. 特別損失の計上について
当社の連結子会社であるいつもコマース株式会社及びいつもコマース株式会社の子会社(以下、いつもコマ
ースグループと称す)においては、2022 年3月期に取得した各ブランドののれん償却期間を全て2年間と設定
し、ブランド取得以後に早期に収益を伸ばし投資回収する前提での事業計画を策定しておりました。しかし、
新型コロナウイルス感染拡大に伴う中国におけるゼロコロナ政策による取り扱い商品の納品遅れが発生し販売
機会を消失したこと、円安の影響による仕入れ原価の増加等による外部環境の悪化を踏まえ、今後の事業計画
を見直した結果、のれん償却期間で想定されていた収益が見込めなくなったため、当第2四半期連結累計期間
において、いつもコマースグループにて取得している事業譲受、株式取得により発生したのれんについて、減
損損失 225 百万円を特別損失に計上することといたしました。
2. 業績予想の修正
(1)2023 年3月期第2四半期(累計)連結業績予想値の修正(2022 年4月1日~2022 年9月 30 日)
売上高
前回発表予想(A)

親会社株主

調整後
EBITDA※

営業利益

経常利益

に帰属する
当期純利益

1株当たり
当期純利益

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

円 銭

6,889

94

△31

△37

△26

△4.61

5,534

13

△112

△111

△445

△77.84

増減額(B-A)

△1,355

△81

△80

△73

△419

増減率

△19.7%

△85.6%

-

-

-

今回発表予想(B)

※調整後 EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費+M&A にかかる取得費用
※当社は 2022 年3月期第3四半期から連結決算へ移行したため、2022 年3月期第2四半期(累計)連結
業績の実績はございません。

1

(2)2023 年3月期通期連結業績予想値の修正(2022 年4月1日~2023 年3月 31 日)
売上高
前回発表予想(A)

調整後
EBITDA※

親会社株主
営業利益

経常利益

に帰属する
当期純利益

1株当たり
当期純利益

百万円

百万円

百万円

百万円

百万円

円 銭

14,345

417

156

146

101

17.85

11,718

266

110

90

△305

△53.33

増減額(B-A)

△2,627

△151

△46

△55

△407

増減率

△18.3%

△36.3%

△29.8%

△38.1%

-

11,652

787

604

583

361

今回発表予想(B)

(ご参考)
前期実績

64.05

(2022 年 3 月期)
※調整後 EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費+M&A にかかる取得費用
3. 修正の理由
当社は、ToB 向けに EC のコンサルティング・EC 運用支援を行う EC マーケティングサービス(One コマ
ース)
、ブランド公式 EC サイトの運営により ToC 向けに EC にて販売を行う EC 事業代行(協業ブランドパ
ートナー)
、自社ブランドを EC にて製造・販売を行うブランドバリューアップ(共創・自創バリューアッ
プ)の各種サービスを提供しております。EC マーケティングサービスにおいて着実に収益を確保しつつ、
EC 事業代行における当社の取り扱いブランドの成長により、売上高は、2017 年 12 月期から 2022 年3月
期までの年間平均成長率 50.3%と非常に高い成長を続けてきました。
しかしながら、当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の対応において行動
制限が緩和され、リアルでの活動が活発になっていること、急激な円安、中国におけるゼロコロナ政策に
伴う商品供給の不安定化など、当社を取り巻く環境としては想定以上に大きく変化しており、通期の業績
予想を見直したところ、2022 年5月 13 日に公表した業績予想を下回る見込みとなりました。主な要因は
以下のとおりです。
① EC 事業代行
既存取り扱いブランドや前年度に獲得した新規ブランドは堅調に成長している一方で、新型コロナウ
イルス感染症の影響が長期化している中で行動制限が順次緩和されたこと、海外情勢に伴い一部商品の
仕入れが不安定になったこと等を背景として、一部の取り扱いブランドにおいて販売額が鈍化したこと
から、第2四半期までの EC 事業代行による売上高は当初想定を 18%程度下回る結果となりました。第2
四半期までの販売状況を踏まえ、通期の業績予想の見直しを行った結果、売上高、売上総利益を見直し
ております。
② ブランドバリューアップ
いつもコマースグループで取り扱うブランドにおいて、新型コロナウイルス感染拡大に伴う中国にお
けるゼロコロナ政策による取り扱い商品の納品遅れが発生し販売機会を消失したこと、円安の影響によ
る仕入れ原価の増加等による外部環境の悪化を踏まえ、今後の事業計画を見直した結果、当初想定され
ていた収益が見込めなくなったことから、売上高、売上総利益を見直しております。
また、上記「1.特別損失の計上について」に記載しましたとおり、第2四半期連結累計期間において
いつもコマースグループにて減損損失 225 百万円の計上を行い、いつもコマースグループの事業計画見
直しに伴う繰延税金資産の取り崩し 92 百万円が発生しております。
③ 新規事業
EC プラットフォーム事業において、各新規サービスの立ち上げ準備に際して、人材採用等の先行投資
を積極的に実施している一方で、上期立ち上げの新サービスの立ち上げが下期以降に遅れているため、
売上高等の通期の予測を見直しております。
その他、EC マーケティングサービスについては、概ね当初業績予想通りの進捗となっており、引き続き
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順調に推移しております。
このような状況を踏まえ、通期の売上高、調整後 EBITDA、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する
当期純利益がいずれも 2022 年5月 13 日公表の業績予想を下回る見通しとなりましたので、今回業績予想
を下方修正いたします。
なお、今後もコア事業である EC マーケティング、EC 事業代行による成長に加え、ブランドバリューア
ップによる自社ブランドの開発・販売、さらには EC プラットフォーム事業への展開に向けた投資を行っ
ていく方針であり、2022 年6月 29 日に公表しております、当社の中期経営計画である「いつも.5x」に
ついては、現時点では据え置きといたします。
※上記予想は、本資料公表日現在において当社が入手している情報および合理的であると判断する一定の前
提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。

以上

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