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4073:G-ジィ・シィ企画:特別損失の計上及び繰延税金資産の取り崩し、通期業績予想の修正並びに配当予想の修正に関するお知らせ

2023 年2月 14 日
各

位
会
代

社
表

者

名

株 式 会 社 ジ ィ ・ シ ィ 企 画

名

代表取締役社長
(コード番号:4073

問

合

せ

先

取締役経営管理本部長

矢ヶ部 啓一
東証グロース)
丸山

英幸

(TEL. 043-464-3348)

特別損失の計上及び繰延税金資産の取り崩し、通期業績予想の修正並びに配当予想の修正に関するお知らせ

当社は、2023 年6月期第2四半期会計期間(2022 年 10 月1日~2022 年 12 月 31 日)において、下記のとお
り、特別損失の計上及び繰延税金資産の取り崩しを行いました。また、2023 年2月 14 日開催の取締役会にお
いて、2022 年8月 15 日に公表しました 2023 年6月期の通期業績予想及び未定としておりました 2023 年6月
期の期末配当予想につきましても修正することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

記

1. 特別損失の計上
最近の業績動向等を踏まえ、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、将来キャッシュ・フロー
と固定資産(有形固定資産及び無形固定資産、投資その他の資産の一部)の帳簿価額を比較検討した結
果、減損処理することといたしました。その結果、固定資産の減損損失433百万円を特別損失に計上して
おります。

2. 繰延税金資産の取り崩し
当社の業績推移を鑑みて、「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」に基づき、繰延税金資産
を取り崩し、法人税等調整額(損)19百万円を計上しております。

- 1 -

3. 2023年6月期の通期個別業績予想数値の修正(2022年7月1日~2023年6月30日)
売

1株当たり

高

営 業 利 益

経 常 利 益

当 期 純 利 益

百万円

百万円

百万円

百万円

2,001

29

14

10

4.01

今回修正予想(B)

1,508

△352

△363

△816

△327.35

増 減 額 (B -A )

△492

△380

△376

△826

△24.6

―

―

―

1,588

△55

△82

△91

前回発表予想(A)

増 減 率(

%

)

(参考)前期実績
(2022 年6月期)

上

当 期 純 利 益
円

銭

△39.18

4. 修正の理由
情報システム開発売上高のシステム受託については、期初計画で見込んでいた既存ユーザーのリプレ
イスや機能追加を行う一部案件において、システム要求の多様化やユーザーの経営状況等の変化による
IT 投資に対する方針の変更が発生したことで、システム導入までのリードタイムが長期化し、売上が来
期へ期ずれすることとなりました。また、既存 ASP サービスの新規ユーザー獲得も期初計画で見込んで
おりましたが、2020 年の経済産業省が推進するクレジット IC 化の対応が、当社のメインターゲットであ
る大規模・中規模加盟店に対して一斉に実施されたことで、2021 年以降、一時的にシステム導入やリプ
レイスの需要が停滞する反動減が想定よりも大きく影響し、今期の新規ユーザー獲得については計画よ
り減少することが予想されます。
以上のことから、当第2四半期会計期間において、期初計画しておりました新規システム導入やリプ
レイスの受注と売上の時期の見直しを実施した結果、情報システム開発売上高は前回発表予想値より
349 百万円(うち機器販売分は 189 百万円)減少する見込みとなりました。
アウトソーシングサービス売上高は、既存ユーザーから安定した売上を確保しており、こちらに関し
ては前期実績と同程度の金額を見込んでおります。一方、期初計画では、上述した新規ユーザー獲得に
よる売上増も見込んでおりましたが、アウトソーシングサービス売上高は、情報システム開発案件の納
品後から売上計上されるため、上述したリプレイスの需要停滞の影響を受けると考え、期初計画につい
て見直しを行いました。加えて、成長戦略として取組んでいる国際ブランド決済ネットワーク接続サー
ビスやマルチ決済端末のサブスク型販売について、プロジェクトは進行しているものの、アライアンス
を協議しているカード会社側の事情で遅延が発生したことで、新規サービスの開始時期が先延ばしとな
った影響もあり、アウトソーシングサービス売上高は前回発表予想値から 143 百万円減少する見込みと
なりました。
費用面では、概ね期初計画通り、ユーザーのシステム要求の多様化に対応するための決済サービスの
機能拡充や新たな決済サービスとなる国際ブランド決済ネットワーク接続サービスや健康経営サポート
アプリ NUCADOCO などの研究開発に通期で 244 百万円、設備投資計画に通期で 90 百万円の投資を行う予
定です。今後も新規サービスを着実に実装させるための研究開発は積極的に実施いたします。

- 2 -

当第2四半期会計期間において、新規サービスの将来収益見込みに不確実性を織り込み、慎重に勘案
した結果、上記「1. 減損損失の計上」と上記「2. 繰延税金資産の取り崩し」を行うこととしたため、
当期純損失は当初想定を大きく下回る見通しとなりました。
成長戦略の一つに掲げた「マルチ決済端末サブスク型販売」について、本日よりサービスを開始いた
しました。詳細は、本日公表の「決済端末サブスクリプションサービス【サクラ】開始に関するお知ら
せ」をご参照ください。
決済システムと決済端末のリプレイスは、概ね4年から5年ほどで実施されることから、反動減の影
響は来期より徐々に解消され、需要が高まるものと考えております。
それに向けて当社としましては、営業アライアンス先の拡充に取り組み、営業活動を強化すること
で、売上高を伸ばすとともに、営業黒字に転換すべく経営資源の配分を見直すことで、収益力の回復、
経営基盤の強化に努めて参ります。

5. 2023年6月期の期末配当予想の修正
年間配当金
第1四半期末
円 銭

第2四半期末
円

銭

第3四半期末
円

銭

期末
円

合計
銭

円

銭

前回発表予想

-

-

-

今回修正予想

-

0.00

0.00

-

10.00

10.00

当期実績
(ご参考)前期実績
(2022 年6月期)

-

0.00

-

0.00

6. 修正の理由
当社は、株主への利益還元を重要課題として認識し、経営基盤、財務体質強化に向けた内部留保の確
保に留意しつつ、財務状況及び業績等を総合的に勘案し、継続的に安定した配当を実施することを基本
方針としております。
しかしながら、上記「3. 2023 年6月期の通期個別業績予想数値の修正」に記載のとおり、通期業績予
想で損失が見込まれることとなりましたため、誠に遺憾ながら無配とさせていただきます。

※ 上記予想数値及び配当予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び合理的であると判断す
る一定の前提に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後の様々な要因によって予想数値と異
なる可能性があります。
以

- 3 -

上