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6837:京写:連結子会社における債権の取立不能又は取立遅延のおそれによる特別損失の計上並びに業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ
2023 年 3 月 17 日
各 位
上場会社名
株式会社京写
代表者
代表取締役社長 児嶋 一登
(コード番号
6837)
問合せ先責任者 取締役 常務執行役員 経営管理本部長
平岡 俊也
(TEL
075-631-3193)
連結子会社における債権の取立不能又は取立遅延のおそれによる
特別損失の計上並びに業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ
当社の子会社である Kyosha Hong Kong Co., Ltd.(以下、京写香港という)において、同社の取引先に
対する債権につき取立不能又は取立遅延のおそれが生じたため、特別損失を計上することとしましたので
お知らせいたします。
つきましては、特別損失の計上に伴い、2023 年 1 月 31 日に公表しました 2023 年 3 月期(2022 年 4 月 1
日〜2023 年 3 月 31 日)の業績予想及び配当予想を修正することとしましたのでお知らせいたします。
記
1.当社子会社の概要
社
所
在
名
Kyosha Hong Kong Co., Ltd.
地
Blk, A1, 1/F., Kaiser Estate Phase 1, 41 Man Yue St., Hunghom, Kowloon, Hong Kong
代表者・役職・氏名
代表取締役 社長
事
容
プリント配線板の販売
金
HK$78,000,000
資
業
内
本
児嶋
淳平
(1,118 百万円)
2.当該取引先の概要
当該取引先については、京写香港の生産協力会社ですが、法的整理などの事実は発生していないた
め、当該取引先の事業継続への影響等を考慮し、名称等の公表は差し控えさせていただきます。
3.取立不能又は取立遅延のおそれが生じた経緯
京写香港は当該取引先に対し、原材料の販売と主に自動車向けの両面・多層プリント配線板の仕入
を行っていましたが、当該取引先は中国国内での新型コロナウイルス感染症長期化の影響から経済活
動が低迷し、経営が不安定化していました。更に昨年末からの感染再拡大により、急激に経営状況が
悪化し、断続的な操業中断や納期遅延が生じるようになりました。
このような状況から京写香港は自動車向けの製品の供給責任とサプライチェーン体制を維持するた
め、当該取引先に対し、支払猶予や前払等の資金支援を実施し、生産体制の整備や計画的な納期の遵
守を求めてまいりましたが、改善が見られず生産移管を進めることとしました。
その後、当該取引先からは資金調達方法や返済計画の提示がありましたが、その計画は具体性に欠
け、実現の見通しも低いものであったため、債権回収に向けての不確実性が高まったとの総合的な判
断から、債権の取立不能又は取立遅延のおそれが生じたと判断し、2023 年 3 月期に特別損失として
837 百万円を計上することといたしました。
現在、債権回収のため当該取引先と交渉を進めると共に現地にて法的手段や保険請求の手続きを進
めております。
4.債権(求償権)の種類・金額・連結純資産に対する割合(%)
売掛債権
421 百万円
5.7%
その他債権
164 百万円
2.2%
投資有価証券 251 百万円
3.4%
合 計
837 百万円 11.3%
5.今後の見通し
本件によって京写香港の事業継続には支障が生じることはありません。
当該取引先から仕入していた製品については、京写グループの新たに立上げたベトナム工場や国内
工場に生産移管を完了しており、来期業績への影響はございません。ベトナム工場は、旺盛な自動車
向け需要に加えて、本件の生産移管に伴い生産量が増加し、生産ラインの増設対応を進めています。
6.業績予想の修正について
(1)2023 年 3 月期 通期連結業績予想(2022 年 4 月 1 日~2023 年 3 月 31 日)
売上高
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属す
1 株当たり
る当期純利益
当期純利益
百万円
百万円
百万円
百万円
前回発表予想(A)
23,000
700
630
360
25.12
今回発表予想(B)
24,000
620
600
△540
△37.60
1,000
△80
△30
△900
4.3
△11.4
△4.8
―
21,337
478
513
289
増減額(B-A)
増減率(%)
(ご参考)前期実績
(2022 年 3 月期)
円
銭
20.18
(2)業績予想修正の理由
2023 年 3 月期の業績予想については、売上高は海外での販売増や円安の為替の影響から前回予想
を上回る見込みです。利益面は、ベトナム工場の立ち上がりなど海外を中心に順調に推移し、実装
事業も大幅に回復しましたが、国内の自動車の生産調整の影響や主材料等の価格高騰や電力料等の
製造経費が増加した結果、営業利益、経常利益は前回予想を下回る見通しとなりました。
当期純利益については、特別損失を計上したことにより、損失の見通しとなりました。
7.配当予想の修正について
(1)2023 年 3 月期 配当予想の修正
年間配当金
前回発表予想
第1四半期
第2四半期
第3四半期
期末
円
円
円
円
銭
銭
銭
合計
銭
円
銭
(2023 年 1 月 31 日発表)
―
―
―
6.00
6.00
今回修正予想
―
―
―
3.00
3.00
当期実績
―
0.00
―
前期実績
(2022 年 3 月期)
―
0.00
5.00
5.00
―
(2)修正理由
当社は、成長事業への優先投資、早期収益化による投資回収と効率的な資源配分により、株主への
持続的、積極的な利益還元を目指しており、方針として配当性向 25%以上としております。
既存事業は前期比増収増益の見通しですが、今回の通期業績予想の修正を受け、総合的に勘案し
た結果、誠に遺憾ではございますが、2023 年 1 月 31 日に公表しました期末配当予想を 3 円とさせ
ていただく予定です。
以上