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6166:M-中村超硬:業績予想の修正及び特別損失の発生に関するお知らせ

2021 年 10 月 29 日
各

位
会 社 名 株式会社中村超硬
代表者名 代表取締役社長

井上

誠

(コード:6166、東証マザーズ)
問合せ先 取締役管理本部長

藤井

秀亮

(TEL.072-274-1072)

業績予想の修正及び特別損失の発生に関するお知らせ

2021 年5月 14 日に開示いたしました 2022 年3月期の業績予想について、下記のとおり修正い
たしましたのでお知らせいたします。
また、下記のとおり減損損失(特別損失)を計上することとなりましたので、併せてお知ら
せいたします。

記
Ⅰ.業績予想の修正について
1.2022 年3月期第2四半期(累計)連結業績予想の修正(2021 年4月1日~2021 年9月 30 日)
高

営 業 利 益

経 常 利 益

親会社株主に
帰属する
当期純利益

百万円

百万円

百万円

百万円

円 銭

前回発表予想(A)

-

-

-

-

-

今回発表予想(B)

1,832

101

100

△51

△4.94

増 減 額(B-A)

-

-

-

-

-

増 減 率(

)

-

-

-

-

-

( ご 参 考 ) 前 期 実 績
(2021 年 3 月期第 2 四半期)

1,375

△49

△52

△153

△7.74

売

%

上

1株当たり
当期純利益

2.2022 年3月期通期連結業績予想の修正(2021 年4月1日~2022 年3月 31 日)
高

営 業 利 益

経 常 利 益

親会社株主に
帰属する
当期純利益

百万円

百万円

百万円

百万円

円 銭

前回発表予想(A)

4,600

600

600

800

79.83

今回発表予想(B)

4,100

200

200

△350

△32.62

増 減 額(B-A)

△500

△400

△400

△1,150

-

)

△10.9

△66.7

△66.7

-

-

( ご 参 考 ) 前 期 実 績
(2021 年 3 月期)

3,806

167

181

7

0.75

売

増 減 率(

%

上

1

1株当たり
当期純利益

3.修正の理由
電子材料スライス周辺事業における中国の江蘇三超社に対するダイヤモンドワイヤ製造装
置等の固定資産譲渡案件(以下、南京 PJ)において、同社との間で新たな合意を得るべく協
議を重ねてまいりましたが、両社の主張の乖離は大きく、当事者間の協議により解決するこ
とは困難な状況であると判断し、代理人を通じ、同社と法的な解決に向け協議を開始してお
ります。
これにより、当連結会計年度に計上予定であった南京 PJ に係る収益(売上高:650 百万円、
特別利益:750 百万円)の計上は困難な状況であり、2022 年3月期通期の業績見通しの修正を
行うことといたしました。
また、前回公表において未定としておりました 2022 年3月期第2四半期(累計)連結業績予
想について、今般その見通しを得ましたのでお知らせいたします。

2022 年3月期通期連結業績予想における各セグメントの売上高の内訳は以下のとおりです。
前回発表

今回発表

予想数値

予想数値

特殊精密機器事業

900 百万円

940 百万円

化学繊維用紡糸ノズル事業

3,000 百万円

3,000 百万円

電子材料スライス周辺事業

650 百万円

140 百万円

マテリアルサイエンス事業

50 百万円

20 百万円

4,600 百万円

4,100 百万円

計
① 特殊精密機器事業

特殊精密機器事業においては、工作機械分野における先行きに不透明感はあるものの、
産業機械向け実装機用ノズルの売上が好調に推移しており、当期売上高は 940 百万円を
見込んでおります。
② 化学繊維用紡糸ノズル事業
前期から続く不織布関連分野の売上は好調に推移しており、受注環境も好調に推移して
いることから、2021 年5月に開示したとおり、当期売上高は 3,000 百万円を見込んで
おります。
③ 電子材料スライス周辺事業
南京 PJ に係る収益計上を見込むのは難しい状況であるため業績見通しから外しており
ますが、これまで開発を進めていた半導体向けダイヤモンドワイヤの販売や新型ダイ
ヤモンドワイヤ製造装置の販売などにより、当期売上高は 140 百万円を見込んでおりま
す。
④ マテリアルサイエンス事業
ナノサイズゼオライトの開発を進めておりますが、サンプル提供している企業において、
新型コロナウイルス感染拡大の影響により開発に遅れが生じている影響を受け、当期
売上高は 20 百万円を見込んでおります。
なお、山全社と共同で進めているパイロットプラントについては 2022 年 3 月期中の稼
働を目指し、計画通り進捗しております。

2

なお、損益面については、上記修正理由の影響を受け減益となるものの、営業利益・経常
利益として 200 百万円を計上する見通しでありますが、当期純利益については、ナノサイズゼ
オライト事業におけるパイロットプラントの機械設備を後述の会計基準に従い減損損失(約
410 百万円)を計上する必要があるため、損失計上となる見通しであります。
※ 上記の予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、
今後様々な要因により予想数値と異なる可能性がございます。

Ⅱ.特別損失(減損損失)の計上
当社が新規事業として取り組んでいるナノサイズゼオライト事業については、現在、事業
化に向け取り組んでいるところでありますが、開発途上であり、販売先も確定していない状
況であることから、将来の収益見通しに一定の不確実性が認められます。そのため、2022 年
3月期中の稼働を目指す同事業のパイロットプラントに係る機械設備については、「固定資産
の減損に係る会計基準」に基づき減損処理を行うこととなり、その結果、2022 年3月期第2
四半期連結会計期間において、減損損失として 97 百万円を特別損失に計上いたしました。
なお、パイロットプラントに係る投資については、上記理由により当連結会計年度におい
て合計約 410 百万円(第2四半期連結累計期間:約 97 百万円、第3四半期連結会計期間:約
180 百万円、第4四半期連結会計期間:約 130 百万円)を減損損失として特別損失を計上する
見通しであります。
以

3

上