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6276:J-シリウスV:連結子会社の異動(株式譲渡)と特別利益計上に関するお知らせ

2021 年 11 月 12 日
各 位
会 社 名 シリウスビジョン株式会社
代 表 者 代表取締役 辻谷 潤一
(コード:6276 東証 JASDAQ スタンダード)
問合せ先 専務取締役 企画管理本部長 日沼 徹
(電話番号:045‐595‐9288)

連結子会社の異動(株式譲渡)と特別利益計上に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、以下のとおりナビタスマシナリー株式会社(以下、
「ナビタスマシナリー」といいます。)の全株式を譲渡することを決議しましたので、お知らせ
いたします。
1.株式譲渡の理由
1987 年 9 月に設立されたナビタス株式会社(2021 年 1 月シリウスビジョン株式会社へ社名変
更)は、1966 年にホットスタンピングマシンの専業メーカーであった大平工業株式会社(本社:
大阪市)を前身としています。1989 年 3 月に株式店頭登録(現 東京証券取引所 JASDAQ スタン
ダード市場)が承認され、公開企業として営業してきました。
当社グループは、ナビタスマシナリーを中心とする特殊印刷機事業と、シリウスビジョン株式
会社を中心とする 2011 年より開始した画像検査事業の二つの事業によって成り立っています。
特殊印刷機事業の売上は、2008 年 3 月期をピークに逓減し、次第に利益確保が課題となる難しい
状況が継続してきました。特殊印刷機事業は、祖業ではありますが、市場が縮小する中で、競争
が激化するという構造的な難題を抱えておりました。一方で、画像検査事業は、事業開始から順
調に伸長し、数年前からグループ内での主要な事業と位置付けるまでに成長しています。
近年、当社グループは、特殊印刷機事業によって利益を確保しつつ成長性を取り戻すことと、
画像検査事業によって売上と利益の高い成長率を持続することの 2 つの事業戦略を実行してきま
した。残念ながら二兎を追うのは難しく、人的パワーが分散され、全体として成長が遅れること
への懸念が大きな課題でした。次善策として、人材開発を進めつつ、特殊印刷機事業について知
見が高く、会社経営に優れた人材や企業を模索してきました。
ツジカワ株式会社は、1921 年創業以来、彫刻技術をコア技術として、常に高品質の製品・サー
ビスを提供し続けてきた今年 100 周年を迎える老舗優良企業です。ナビタス株式会社は、ツジカ
ワ株式会社より、創業前から事業のご支援いただき、創業時からの株主でもあります。
ツジカワ株式会社は、特殊印刷機事業にも造詣が深く、同社が描く特殊印刷市場を熟知した成
長路線は、市場と企業を成長・発展させるために合理的であり、社員を大切にする企業風土を持
つツジカワ株式会社に譲渡することが最適であると判断しました。
この特殊印刷機事業の譲渡によって、当社グループでのコア事業は画像検査事業のみとなり、
事業戦略がより明確となります。これは、当社グループのリソースが最適配分され、将来にわた
る企業価値の増大につながるものと考え、決議いたしました。
2.異動する子会社の概要
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)

名称
住所
代表者の氏名
資本金
事業の内容
設立年月日
大株主及び持株比率
上場会社と当該会社

ナビタスマシナリー株式会社
大阪府堺市堺区石津北町9番1号
代表取締役 末竹祥二
20 百万円
特殊印刷機関連事業
2019 年 4 月 1 日
シリウスビジョン株式会社(100%)
資本関係
当社が 100%出資する子会社です。
1

との間の関係

人的関係

ナビタスマシナリー株式会社代表取
締役末竹祥二氏は、当社取締役を兼
務しています。
ナビタスマシナリー株式会社取締役
辻谷潤一氏は、当社代表取締役を兼
務しています。
取引関係
搬送機械製造等を発注しています。
(9) 当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態(2019 年 4 月吸収分割により営業開
始)
2020 年 12 月期
決算期(単体)
2019 年3月期
2020 年3月期
(9 ヶ月変則)
純資産
-
523 百万円
438 百万円
総資産
-
812 百万円
1,068 百万円
1株当たり純資産
-
44,677.46 円
37,473.37 円
売上高
-
816 百万円
1,136 百万円
営業利益
-
▲14 百万円
▲90 百万円
経常利益
-
▲14 百万円
▲86 百万円
当期純利益
-
▲11 百万円
▲84 百万円
1株当たり当期純利益
-
▲906.70 円
▲7,204.11 円
3.株式譲渡相手先の概要
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)
(10)
(11)
(12)

名称
所在地
代表者の氏名
資本金
事業の内容
設立年月
発行済株式数
決算期
従業員数
主要取引先
主要取引銀行
大株主及び持株比率

(13)

(14)

ツジカワ株式会社
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋三丁目2番 19 号
代表取締役社長 辻川 豊
30 百万円
各種金属製版材・金型等の製作など
1961(昭和 36)年 4 月
60,000 株
8 月末
189 名
(非公表)
みずほ銀行、三菱UFJ銀行、商工中金、りそな銀行
辻川 豊
14,479 株(24.1%)
辻川 功一
10,237 株(17.1%)
長谷川 由美 9,039 株(15.1%)

当事会社間の関係
資本関係
当社株式を 150,420 株(3.3%)を所有しています。
人的関係
該当事項はありません。
取引関係
該当事項はありません。
関連当事者への
該当事項はありません。
該当状況
最近3年間の経営成績及び財政状態

決算期
純資産
総資産
1株当たり純資産
売上高
営業利益

2019 年 8 月期
3,457 百万円
7,807 百万円
57,622.25 円
3,568 百万円
92 百万円
2

2020 年 8 月期
3,509 百万円
8,301 百万円
58,498.64 円
3,372 百万円
29 百万円

2021 年 8 月期
3,586 百万円
8,270 百万円
59,782.64 円
3,313 百万円
54 百万円

経常利益
株主に帰属する当期純利益
1株当たり当期純利益
1株当たり配当金

137 百万円
110 百万円
1,838.32 円
(非公表)

89 百万円
61 百万円
1,026.38 円
(非公表)

158 百万円
83 百万円
1,384.00 円
(非公表)

4.譲渡株式数及び譲渡前後の所有株式の状況
(1)

異動前の所有株式数

11,700 株

(2)
(3)

譲 渡 株 式 数
譲渡価格

11,700 株
(※)

議決権の数:11,700 個
(議決権所有割合 100%)
議決権の数:11,700 個

議決権の数:0個
(議決権所有割合:0%)
※譲渡価額につきましては、株式譲渡契約書における守秘義務を踏まえ開示を控えさせていただ
きますが、公正なプロセスを経た相手先との交渉及び当該会社の直近の業績や経営状態、並びに
今後の業績見通し等を総合的に勘案して決定しています。また、別途、第三者機関での評価算定
により価額の妥当性を検証した結果、譲渡価額が公正であると認識しています。
(4)

異動後の所有株式数

0株

5.日程
(1) 取締役会決議日
2021 年 11 月 12 日
(2) 株式譲渡契約締結日
2021 年 11 月 12 日
(3) 株式譲渡実行日
2021 年 12 月 31 日
※ 株式譲渡契約締結の成否につきましては、あらためてお知らせいたします。
6.特別利益計上と今後の見通し
本件によって、113 百万円の特別利益を当社第 43 期(2021 年 12 月期)連結財務諸表に計上す
る見込みです。なお、当社は、当期(第 43 期)について、コロナ感染症の影響による中長期の
状況が見通せないため、業績予想の発表しておりません。
以上

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