3201:ニッケ:特別利益及び特別損失の計上並びに通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ

２０２１年１１月１９日
各

位
会社名
代表者名
本社所在地
問い合せ先

ニッケ（日本毛織株式会社）
代表取締役社長
富 田 一 弥
（コード番号 ３２０１ 東証第一部）
大阪市中央区瓦町３丁目３番１０号
経営企画室長
水 口 雅 雄
（ＴＥＬ.０６－６２０５－６６１０）

特別利益及び特別損失の計上並びに
通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
当社は、2021 年 11 月期第４四半期において、下記のとおり特別利益（負ののれん発生益）及び
特別損失（段階取得に係る差損）を計上する見込みとなりましたのでお知らせいたします。また、2021
年 10 月８日の 2021 年 11 月期第３四半期決算発表時に開示しました 2021 年 11 月期（2020 年 12 月１
日～2021 年 11 月 30 日）の業績予想及び配当予想を下記のとおり修正いたしますので、併せてお知ら
せいたします。
記
１．特別利益及び特別損失の計上について
当社は、2021 年５月 13 日に開示しました「ニッケ（日本毛織株式会社）による株式会社フジコー
の完全子会社化に関する株式交換契約締結（簡易株式交換）のお知らせ」にて公表のとおり、2021 年
９月１日を効力発生日とする株式交換により、持分法適用関連会社であった株式会社フジコーを完全
子会社としました。
これに伴い、2021 年 11 月期第４四半期において、特別利益として負ののれん発生益約 72 億円、特
別損失として段階取得に係る差損約 24 億円をそれぞれ計上する見込みとなっております。
２．連結業績予想の修正について
（１）当期の連結業績予想数値の修正（2020 年 12 月１日～2021 年 11 月 30 日）
連結売上高

前回発表予想（Ａ）
今回修正予想（Ｂ）
増減額（Ｂ－Ａ）
増減率（％）
（参考）前期連結実績
（2020 年 11 月期）

親会社株主に帰属

１株当たり

する当期純利益

連結当期純利益

連結営業利益

連結経常利益

百万円

百万円

百万円

百万円

円 銭

107,000
107,000
0
0.0

8,800
9,500
700
8.0

8,400
9,300
900
10.7

4,000
8,000
4,000
100.0

55.79
110.80

104,915

9,048

12,655

7,121

98.57

（２）修正の理由
売上高につきましては、前回発表予想どおりの進捗であり、見通しの修正はありません。
営業利益につきましては、新型コロナウイルス禍のなかで地域密着型のショッピングセンターが堅
調に推移しスポーツ関連も好調であった人とみらい開発事業、Ｅコマース市場の拡大と新型コロナウ
イルス禍における巣ごもり需要を取り込んだ生活流通事業の上振れに加え、全体的な経費減もあり前
回予想を上回る見通しです。
また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、特別利益および特別損失において、新型
コロナウイルス感染症にかかる損益や関係会社株式売却損、開発事業における先行投資などが発生す
るものの、
上記に記載のとおり、
負ののれん発生益および段階取得に係る差損を計上することにより、
前回予想を大幅に上回り過去最高を更新する見通しです。

３．配当予想の修正について
（１）配当予想修正の内容（2021 年 11 月期）
第２四半期末
円 銭

前

円 銭

円 銭

－

15.00

27.00

今回修正予想

－

16.00

28.00

15.00

27.00

期

予

合 計

想

当

回

年間配当金
期 末

実

績

前期実績（2020 年 11 月期）

12.00
12.00

（２）修正の理由
当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題のひとつと考え、経営にあたっております。
2021 年度は、
「ニッケグループＲＮ１３０第２次中期経営計画
（2021～2023 年度）
」の初年度であり、
海外ビジネスの拡大や資本効率の改善等、中長期戦略の推進に取り組むとともに、新型コロナウイル
ス感染拡大の影響を注視し事業運営に取り組んでまいりました。業績予想については、上記に記載の
とおり各利益ともに当初予想を上回り、親会社株主に帰属する当期純利益は過去最高値を更新する見
通しです。
つきましては、業績予想の上方修正に伴い、2021 年 11 月期の期末配当予想について公表しており
ました１株当たり 15 円に対し１円増配の 16 円とし、年間配当予想を 28 円に修正いたします。

（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々
な要因によって異なる結果となる可能性があります。

以

上