4461:第一工業:特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ
2022 年 9 月 29 日
各 位
会 社 名
第一工業製薬株式会社
代表者名
代表取締役社長
山路
(コード番号 4461
問合せ先
取締役
直貴
東証プライム市場)
管理統括
清水
伸二
(TEL 075-323-5822)
特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、最近の業績の動向等を踏まえ、特別損失の計上を行うとともに、2022 年5月 16 日
に公表しました 2023 年3月期の連結業績予想を修正することとしましたので、お知らせいた
します。
記
1. 特別損失の計上について
当社のウレタン材料セグメントは、原油・ナフサや原材料価格の著しい高騰に対する製品価
格の是正活動及び新規開発活動が遅れたことにより、当初の事業計画で見込んでいた収益性が
著しく低下しました。また、ライフサイエンスセグメントの池田薬草株式会社は、機能性表示
食品の商品化を進めておりましたが、その計画に大幅な遅れが生じ、今後の事業展開によって
期待される超過収益力が毀損しました。
そのため、ウレタン材料セグメントに係る固定資産の減損損失として約8億円、ライフサイ
エンスセグメントの池田薬草株式会社に帰属するのれんの追加的な償却額として約1億円、合
計約9億円を特別損失に計上する見込みです。
2.業績予想の修正について
(1)2023 年3月期第2四半期(累計)連結業績予想数値の修正(2022 年4月1日~2022 年9月 30 日)
営業利益
経常利益
親会社株主に
帰属する
四半期純利益
1株当たり
四半期純利益
前回発表予想(A)
百万円
32,000
百万円
2,200
百万円
2,000
百万円
1,100
円 銭
108.01
今回修正予想(B)
32,000
600
700
△ 500
△ 50.42
増 減 額(B-A)
0
△ 1,600
△ 1,300
△ 1,600
-
増 減 率(
0
△ 72.7
△ 65.0
-
-
30,387
2,447
2,152
1,160
114.03
売上高
%
)
(参考)前期第2四半期実績
(2022 年3月期第2四半期)
(2)2023 年3月期通期の連結業績予想数値の修正(2022 年4月1日~2023 年3月 31 日)
営業利益
経常利益
親会社株主に
帰属する
当期純利益
1株当たり
当期純利益
前回発表予想(A)
百万円
65,000
百万円
4,700
百万円
4,300
百万円
2,500
円 銭
245.48
今回修正予想(B)
70,000
3,500
3,500
1,000
102.70
増 減 額(B-A)
5,000
△ 1,200
△ 800
△ 1,500
-
7.7
△ 25.5
△ 18.6
△ 60.0
-
62,672
4,626
4,192
2,492
244.81
売上高
増 減 率( %
(参考)前期実績
(2022 年3月期)
)
(3)修正の理由
第2四半期累計期間の業績につきましては、売上高は予想値を達成する見込みとなってい
るものの、損益面では予想値に対して営業利益は 72.7%減少、経常利益は 65.0%減少の大
幅な減益となる見通しです。急激な円安による為替相場の変動や長期化しているロシア/ウ
クライナ情勢などを起因とする各種原材料価格の高騰があり、製品価格の是正に努めたもの
の、大きく利益を圧迫することになりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は
11 億円の黒字を見通しておりましたが、上記「特別損失の計上について」に記載のとおり、
特別損失の計上により、5億円の赤字へと予想値を大きく下回る見込みとなりました。
通期の業績予想につきましては、現状の厳しい環境下ではありますが、価格転嫁の活動を
さらに推進することにより、売上高は予想値を 7.7%上回る見通しとなります。損益面では
営業利益は 25.5%減少、経常利益は 18.6%減少と、第2四半期累計期間の業績と比べ収益
性は改善傾向にあるものの減益となる見通しです。また、特別損失の計上により、親会社株
主に帰属する当期純利益は 60.0%の大幅な減益となる見通しです。
※業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありませ
ん。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
以 上