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4968:荒川化学:特別損失の計上および業績予想の修正に関するお知らせ

2022 年 10 月 28 日
各

位
会社名
代表者名
(コード番号
問合せ先

荒川化学工業株式会社
取締役社長 宇根 高司
4968 東証プライム市場)
常務取締役経営企画室長 高木 信之
TEL(06)6209-8500(代表)

特別損失の計上および業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、2023年3月期第2四半期(2022年7月1日~2022年9月30日)において、下記のとおり特
別損失を計上するとともに、最近の業績の動向等を踏まえ、2022年5月11日に公表した業績予想を下
記のとおり修正しましたのでお知らせいたします。
記
1.特別損失(減損損失)の計上
当社は、2022年9月27日に発表しました「荒川ヨーロッパ社(ドイツ)における水素化石油樹脂
の製造終了に関するお知らせ」にともない、ドイツにおける当社の連結子会社である荒川ヨーロッ
パ社において、同社が保有する固定資産の減損損失として約16億円を特別損失に計上することとし
ました。
2.(参考)個別決算における特別損失(関係会社出資金評価損)の計上
荒川ヨーロッパ社の経営成績および財務状況が悪化することにより、当社個別決算において、関
係会社出資金評価損として約18億円を特別損失に計上することとしました。なお、関係会社出資金
評価損は連結決算上消去されるため、連結財務諸表に与える影響はありません。

3.連結業績予想の修正
(1)2023年3月期第2四半期連結累計期間業績予想数値の修正(2022年4月1日~2022年9月30日)
(金額の単位:百万円)
親会社株主に
帰 属 す る
四半期純利益

1 株 当 た り
四半期純利益

売 上 高

営業利益

経常利益

前回発表予想(A)

43,000

650

500

200

10円08銭

今回修正予想(B)

41,700

430

750

△1,200

△60円49銭

△1,300

△220

250

△1,400

-

△3.0

△33.8

50.0

-

-

39,667

2,475

2,571

1,733

87円39銭

増減額(B-A)
増減率(%)
(ご参考)前期第2四半期実績
(2022年3月期第2四半期)

(2)2023年3月期通期連結業績予想数値の修正(2022年4月1日~2023年3月31日)
(金額の単位:百万円)
売

1 株 当 た り
当 期 純 利 益

高

営 業 利 益

経 常 利 益

前回発表予想(A)

90,000

1,600

1,400

900

45円37銭

今回修正予想(B)

83,000

△1,800

△1,600

△3,500

△176円42銭

△7,000

△3,400

△3,000

△4,400

-

△7.8

-

-

-

-

80,515

3,304

3,566

1,502

75円75銭

増減額(B-A)
増減率(%)
(ご参考)前期通期実績
(2022年3月期)

上

親会社株主に
帰 属 す る
当 期 純 利 益

4.修正の理由
第2四半期連結累計期間の業績につきましては、ロジンや石化原料などの原材料価格の大幅な上
昇、特に欧州における天然ガスおよび水素価格の歴史的高騰や原材料事情の悪化が収益性に大きく
影響しました。また、半導体不足や中国におけるロックダウンなどを背景としたスマートフォンや
自動車関連分野、ディスプレイ関連分野での生産調整により、主力である光硬化型樹脂などの販売
が低調に推移しました。そのため、売上高および営業利益は前回発表予想を下回る見込みとなりま
したが、経常利益につきましては、為替差益の発生などにより、前回発表予想を上回る見込みとな
りました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、上記の「特別損失の計上」
に記載のとおり減損損失の計上により、前回発表予想を下回る見込みとなりました。
また、通期の連結業績予想につきましても、2023年3月で水素化石油樹脂「アルコン」の製造を
終了する予定である荒川ヨーロッパ社の収益性がさらに悪化する見通しであることに加え、主力の
光硬化樹脂の主要用途における在庫調整は、年度内に終了する見通しが立っておりません。さらに、
稼働が遅れております千葉アルコン製造株式会社における水素化石油樹脂「アルコン」の製造設備
稼働開始後は、多額の償却費計上が見込まれます。これらの要因により、粘接着・バイオマス事業
のセグメント利益が大幅な赤字に陥るなど、売上高は前回発表予想を下回り、営業利益、経常利益、
親会社株主に帰属する当期純利益はともに前回発表予想を大幅に下回る見込みとなりました。
(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報
及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく
異なる可能性があります。
以上