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4765:モーニングスター:2023年3月期の業績予想 親会社株主に帰属する当期純利益の大幅増益 および特別利益、特別損失計上に関するお知らせ

2023 年 1 月 27 日

各

位
会社名
モーニングスター株式会社
(コード番号 4765)
(上場取引所 東京証券取引所 プライム市場)
代表者
代表取締役社長
朝倉 智也
開示責任者 常務執行役員管理部長 小川 和久

2023 年 3 月 期 の 業 績 予 想
親会社株主に帰属する当期純利益の大幅増益
および特別利益、特別損失計上に関するお知らせ
(親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比 3.9 倍、14 期連続の増益、10 期連続の過去最高益)
2023年3月期(2022年4月1日から2023年3月31日まで)の連結業績について、下記のとおりの予想と
なりますので、お知らせいたします。
記
1.当期の連結業績予想(2022 年 4 月 1 日~2023 年 3 月 31 日)
(1 株当たり連結当期純利益を除き

前回発表予想(A)

単位:百万円)

連結売上高

連結
営業利益

連結
経常利益

親会社株主
に帰属する
当期純利益

1株当たり
連結当期純利益

未定

未定

未定

未定

未定

9,000

2,150

2,500

5,700

63.56 円

増減額(B-A)

-

-

-

-

-

増減率(%)

-

-

-

-

-

8,123

2,129

2,403

1,454

15.61 円

今回修正予想(B)

(参考)前期連結実績
(2022 年 3 月期)

(参考 前期比較)

(単位:百万円)

前期連結実績
当期連結予想
(2022 年 3 月期) (2023 年 3 月期)
連

結

売

上

増加率
増加倍率

増加額

高

8,123

9,000

877

10.8%

連

結 営 業 利

益

2,129

2,150

21

0.9%

連

結 経

益

2,403

2,500

97

4.0%

親会社株主に帰属する
当 期 純 利
益

1,454

5,700

4,246

3.9 倍

常

利

※ 連結売上高は、11 期連続の増収、4 期連続で過去最高の売上となる見込です。
連結営業利益は、3 期連続増益、3 期連続最高益となる見込です。
連結経常利益は、14 期連続の増益、12 期連続の過去最高益となる見込です。
親会社株主に帰属する当期純利益は、14 期連続の増益、10 期連続の過去最高益となる見込です。
2.業績予想の理由
本日開示いたしました「Morningstar. Inc.とのライセンス契約終了に伴う「モーニングスター」
ブランドの返還と対価 80 億円の受領と特別利益計上のお知らせ」のとおり、当社は、Morningstar.
Inc との間のライセンシング・アグリーメントを終了して、
『モーニングスター』ブランドを、対価
80 億円でモーニングスター・インクに返還することとなりました。これにより、親会社株主に帰属
する当期純利益が前期に比べて 30%以上増益となることが確実となりましたので、業績予想を開示
いたします。

3.特別利益の計上について
前述「2. 業績予想の修正の理由」のとおり、
『モーニングスター』ブランド返還による 80 億円の
受領に伴う収益が計上されます。
長期前払費用に計上しているロイヤルティの未償却残高の除却、上記の一連の取引に係る弁護士
費用その他のアドバイザリー費用、商標・ロゴ等のコンテンツの変更に要する費用、本組織再編に
要する費用等を差し引いた 7,940 百万円程度の特別利益が計上される見込です。
4.特別損失の計上について
財政状況の健全化のために、以下の資産の売却損の計上、減損処理、除却処分などをすることで、
2023 年 3 月末までに、特別損失が 1,380 百万円生じる見込み(注)です。
(1) 保有する投資有価証券の売却損の計上
2023 年 3 月末までに、保有する投資有価証券を売却し、4,045 百万円(注)の売却収入を得る
予定です。それに伴い投資有価証券の売却損が生じる見込です。
(2) 「のれん」の減損処理
イー・アドバイザー株式会社が計上している「のれん」の一部を、連結資産を健全化するため
に、現時点における収益性を反映した金額まで減損処理いたします。
(注) 2022 年 3 月 31 日までに、投資有価証券を売却した時点の売却損などで、特別損失を計上
するため、金額は未確定です。2022 年 12 月 31 日時点の見込額を記載しています。
5. 財政状態の大幅向上について
(1) 利益剰余金の増加について
2023 年 3 月期に、親会社株主に帰属する当期純利益が 57 億円計上されることにより、2023 年
3 月期末の連結利益剰余金は 86 億円になると見込まれ、2022 年 3 月期末比約2倍に増加いた
します。
単体の利益剰余金も同様に大幅に増加しますので、株主の皆様への株主還元の原資が大幅に増
加することになります。
(2) 現金預金の増加について
前述「2. 業績予想の修正の理由」のとおり、『モーニングスター』ブランド返還による 80 億円を
受領し、前述「4. 特別損失の計上について(1)保有する投資有価証券の売却損の計上」のとおり、
約 40 億円の投資有価証券の売却収入が見込まれます。

これらにより、約 120 億円の現金預金が増加いたしますので、2023 年 3 月期末(2023 年 3 月
31 日)の現金預金は 150 億円程度になると見込まれ、2022 年 12 月末の 24 億円から約 6.3 倍
に増加し、総資産の 68%程度が現金預金となる見込みです。
この潤沢な資金を用いて、次期(2024 年 3 月期)以降に、M&A やシステム投資など、事業規模
拡大の施策を図っていきたいと考えております。
特に、アセットマネジメント事業の強化を図るために、国内外のアセットマネジメント会社の
買収および業務提携に積極的に資金を活用し、併せて、SBI グループの有するフィンテック、
AI やブロックチェーンなどの技術に投資を行い、一層の企業価値拡大に務めてまいります。
(連結経常利益の推移、親会社株主に帰属する当期純利益の推移 次ページ参照)
以上
**【本件に関するお問い合わせ先】*************************
モーニングスター株式会社 : http://www.morningstar.co.jp/
管理部
電話: 03 (6229) 0810 メール:mstar@morningstar.co.jp

連結経常利益の推移
14 期連続の増益、12 期連続の過去最高益
(百万円)

親会社株主に帰属する当期純利益の推移
14 期連続の増益、10 期連続の過去最高益
(百万円)