7726:黒田精工:通期連結業績予想の修正及び特別損失計上に関するお知らせ

2024 年 4 月 26 日
各位
会社名 黒田精工株式会社
代表者名 取締役社長 黒田 浩史
（コード番号 7726 東証ｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞ市場）
問合せ先 取締役管理本部長 荻窪 康裕
（TEL 044-555-3800）

通期連結業績予想の修正及び特別損失計上に関するお知らせ
当社は 2024 年 3 月期決算において、2024 年 2 月 13 日に公表した 2024 年 3 月期業績予想を下記のとおり修正しました。ま
た海外子会社に関する特別損失を計上することになりましたので合わせてお知らせします。
記
１.連結業績予想の修正
2024 年 3 月期通期連結業績予想数値の修正（2023 年 4 月 1 日～2024 年 3 月 31 日）
（単位：百万円）
連結売上高

連結営業利益

連結経常利益

親会社株主に
帰属する
当期純利益

1 株当たり
当期純利益

前

回

発

表

予

想（Ａ）

18,500

450

550

350

61 円 48 銭

今

回

修

正

予

想（Ｂ）

18,400

570

830

510

90 円 34 銭

額（Ｂ－Ａ）

△100

120

280

160

率（％）

△0.5

26.7

50.9

45.7

22,746

1,284

1,533

906

増
増

減
減

（ご参考）前期実績
（2023 年 3 月期）

159 円 54 銭

２.連結業績予想の修正理由
電動車駆動モーター用金型の好調な受注が継続し、売上高が堅調に推移したこと、更に利益率が改善したこと等により、
上記のとおり各利益について当初の計画を上回る見込みとなりました。一方、当社の連結子会社である KURODA JENA TEC
HOLDINGS LTD.（英国、以下「KJTH 社」
）の子会社である Jenaer Gewindetechnik GmbH（ドイツ）の業績が低迷し営業損失が
継続してしまいました。このような背景を踏まえ下記 3・⑴に記載のとおり、当社の連結子会社である KJTH 社の株式取得時
に発生したのれんの減損損失を計上することとなりました。
３．特別損失及び法人税等調整額（益）の計上について
(1) 連結決算
当社の連結子会社である KJTH 社の子会社である Jenaer Gewindetechnik GmbH（ドイツ）が、2020 年以降コロナ禍での離
職および高齢化による退職に伴う人員減少を新規採用で補うことができず、生産工数が確保できない状況が続きました。加
えて、当初から予定されていた 2023 年 4 月の工場移転による生産設備の再立ち上げが思うように進まず、売上高の低迷を招
き、営業損失が継続してしまいました。このため KJTH 社買収時に計上したのれんの将来の回収可能性を再検証した結果、同
社に係るのれんの減損損失 721 百万円を特別損失として計上いたします。また、当該事象の繰延税金資産の回収可能性を検
討した結果、法人税等調整額（益）726 百万円を計上いたします。
(2) 個別決算
上記のれんの減損損失の計上に伴い、当社が保有する KJTH 社の株式の実質価額が著しく低下したため、当該株式について
関係会社株式評価損 1,361 百万円を特別損失として計上いたします。また、当該事象の繰延税金資産の回収可能性を検討し
た結果、法人税等調整額（益）726 百万円を計上いたします。なお、当該関係会社株式評価損は連結決算において消去される
ため、連結財務諸表における影響はありません。
※上記の予想は、当社が現時点で入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
以上