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2315:J-CAICA D:2021年10月期通期連結業績予想と実績値との差異及び特別損失(連結・個別)の計上に関するお知らせ

2021 年 12 月 20 日
各

位
株式会社CAICA DIGITAL
代表取締役社長
鈴木 伸
(JASDAQ:2315)
問合せ先:
代表取締役副社長
山口 健治
℡ 0 3 - 5 6 5 7 - 3 0 0 0(代表)

2021 年 10 月期通期連結業績予想と実績値との差異及び
特別損失(連結・個別)の計上に関するお知らせ
2021年4月13日に公表した2021年10月期(2020年11月1日~2021年10月31日)の通期連結業績予想と本
日公表の実績値との差異につきまして下記のとおりお知らせいたします。また、2021年10月期第4四半期
において連結決算及び個別決算において特別損失を計上いたしましたので併せてお知らせいたします。

記
1.前回発表予想との差異(2020 年 11 月1日~2021 年 10 月 31 日)
売上高

営業利益

経常利益

親会社株主

1株当たり

に帰属する

当期純利益

当期純利益
百万円

百万円

百万円

百万円

前回発表予想(A)

6,940

127

123

15

0 20

実績値(B)

5,946

△915

△929

△799

△10 87

増減額(B-A)

△994

△1,042

△1,052

△814

―

△14.3

―

―

―

―

6,003

△679

△903

△557

△13 79

増減率(%)

円

銭

(ご参考)前期実績
(2020 年 10 月期)

注:当社は、2021 年5月1日付で普通株式 10 株につき1株の割合で株式併合を行っております。前期実績の1株当たり
当期純利益は、前連結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定し算定しております。

2.差異が生じた理由
連結売上高は、IT サービス事業においては、システム開発を行う株式会社CAICAテクノロジーズ
は、新型コロナウイルスの影響により停滞していた新規案件の需要が復調傾向にあったことに加え、既存
の継続案件が引き続き堅調に推移いたしました。一方、金融サ―ビス事業においては、カイカ証券株式会
社(旧商号:e ワラント証券株式会社、以下「カイカ証券」といいます。
)は、暗号資産を原資産とした
新商品が好評を得ているものの、これまでの主力商品であったカバードワラント(eワラント)の販売が
低調であったことに加え、株式会社SBI証券が 2021 年7月より新規 e ワラントの銘柄追加を中止した
ことも起因し、当初の予想を下回る結果となりました。また、株式会社カイカエクスチェンジ(旧商号:

1

株式会社 Zaif、以下「カイカエクスチェンジ」といいます。
)においては、暗号資産市場が 2021 年4月
までビットコインが毎月最高値を更新するなど活況を呈しておりましたが、5月より相場環境が大きく
変わり、5月から7月にかけて下落相場が続きました。前回発表予想は4月 13 日の公表時点の暗号資産
の相場環境を前提としており、暗号資産交換所「Zaif」における取引量は、8、9月は回復基調となった
ものの、5月から7月の取引量の減少を補いきれず、売上高は当初の予想を下回る結果となりました。一
方、株式会社カイカキャピタル(旧商号:株式会社 Zaif Capital、以下、
「カイカキャピタル」といいま
す。
)においては、暗号資産のトレーディング収益が堅調に増加し、売上高に貢献しました。連結営業損
益は、グループ全体で販売費及び一般管理費の削減に努めましたが、当社における増資に伴う一過性の費
用の計上、カイカ証券における売上高の伸び悩みの影響及び株式会社カイカエクスチェンジホールディ
ングス(旧商号:株式会社 Zaif Holdings、以下「カイカエクスチェンジホールディングス」といいます。)
、
カイカエクスチェンジ、カイカキャピタルの3社の販売費及び一般管理費の取込等により、当初の予想を
下回る結果となりました。連結経常損益は、営業損失の計上に加え、持分法による投資損失を 25 百万円
計上したこと等から前回発表予想を下回る結果となりました。親会社株主に帰属する当期純損益は、当社
の持分法適用関連会社であったカイカエクスチェンジホールディングスの株式を追加取得し、同社及び
その子会社を連結子会社化したことに伴い、従前から保有する持分を当該追加取得時の時価で再評価す
ることによる評価差益(段階取得に係る差益)1,379 百万円を特別利益に計上いたしました。一方で、カ
イカエクスチェンジホールディングス、カイカエクスチェンジ、カイカキャピタルの3社を第2四半期連
結会計期間に連結子会社化した際に発生したのれんについて、将来キャッシュ・フローの見積り額を基に
回収可能性を検討した結果、当該のれんを回収可能価額まで減額し、当該減少額 981 百万円を減損損失
として特別損失に計上いたしました。さらに、カイカエクスチェンジにおいて、当初予定していた事業計
画に対して、実績値が計画を下回っており、再度事業計画を見直した結果、当社は 2021 年 10 月期第4
四半期連結会計期間において追加の減損損失 190 百万円を特別損失に計上いたしました。また、2021 年
10 月期第 4 四半期において、カイカ証券の固定資産の減損損失 55 百万円を特別損失に計上いたしまし
た。加えてカイカ証券が保有する投資有価証券について、財政状態や今後の見通しについて判定を行った
結果等により、2021 年 10 月期第4四半期連結会計期間において、投資有価証券評価損 151 百万円を特別
損失(連結)に計上いたしました。これらにより親会社株主に帰属する当期純損益は前回発表予想を下回
る結果となりました。
なお 2021 年4月 13 日付で開示いたしました「CAICA中期経営計画(改訂版)
(2021 年 10 月期~
2023 年 10 月期)につきましては、本実績値をふまえ、新たな中期経営計画を策定し開示させて頂く予定
です。
3.特別損失(連結・個別)の計上について
2021 年 10 月期第4四半期において、金融サービス事業ののれんの減損損失(連結)
、固定資産の減損
損失(連結)
、投資有価証券評価損(連結)
、関係会社株式評価損(個別)
、貸倒引当金繰入額(個別)を
計上いたしました。
(百万円)
連結
(1)のれんの減損損失

個別
190

-

(2)固定資産の減損損失

55

-

(3)投資有価証券評価損

151

1

(4)関係会社株式評価損

-

2,876

(5)貸倒引当金繰入額

-

300

2

(1)のれんの減損損失
上述のとおり、カイカエクスチェンジにおいて、当初予定していた事業計画に対して、実績値が計画
を下回っており、再度事業計画を見直した結果、当社は 2021 年 10 月期第4四半期連結会計期間にお
いて追加の減損損失 190 百万円(連結)を特別損失に計上いたしました。
(2)固定資産の減損損失
上述のとおり、カイカ証券、EWARRANT FUND LTD.、EWARRANT INTERNATIONAL LTD.の継続的な業績の
悪化に伴い、帳簿価額の全額を回収見込みがないと評価した結果、カイカ証券の固定資産の減損損失
55 百万円を特別損失(連結)に計上いたしました。
(3) 投資有価証券評価損
上述のとおり、カイカ証券が保有する投資有価証券について、財政状態や今後の見通しについて判定
を行った結果等により、2021 年 10 月期第4四半期連結会計期間において、投資有価証券評価損 151 百
万円を特別損失(連結)に計上いたしました。
(4)関係会社株式評価損
カイカエクスチェンジホールディングス株式において、カイカエクスチェンジホールディングス、カ
イカエクスチェンジ、カイカキャピタル3社の、当初予定していた事業計画に対して、実績値が計画を
下回っており、再度事業計画を見直した結果、関係会社株式評価損として1,473百万円を特別損失(個
別)に計上いたしました。また、カイカ証券、EWARRANT FUND LTD.、EWARRANT INTERNATIONAL LTD.株
式において、継続的な業績の悪化に伴い、帳簿価額に対する実質価値が低下し、回復可能性を検討した
結果、当該株式について減損処理を行い、関係会社株式評価損として1,402百万円を特別損失(個別)
に計上いたしました。なお、本特別損失(個別)は、連結決算上消去されるため、連結業績に与える影
響はありません。
(5)貸倒引当金繰入額
EWARRANT INTERNATIONAL LTD. の財務内容及び今後の業績見直し等を検討した結果、貸倒引当金繰
入額300百万円を特別損失(個別)として計上いたしました。なお、本特別損失(個別)は、連結決算
上消去されるため、連結業績に与える影響はありません。

以

3

上