党首討論 安保関連法案巡り憲法学者は
2015-06-17 22:10:00
安全保障関連法案を巡り、安倍総理大臣は党首討論で、憲法解釈の変更の正当性、合法性は完全に確信を持っていると述べました。憲法学者からは、国際情勢に応じて憲法解釈が変わっていくのは当然のことだという意見がある一方、なぜ法案が憲法違反ではないと言えるのか、明確な説明はなかったという指摘もあります。
政治ニュース(2015/06/17)
首相 厚労委でのもみ合いで民主党を批判
2015-06-17 21:03:00
安倍総理大臣は党首討論で、先週の衆議院厚生労働委員会で、渡辺委員長が入室を阻止しようとする民主党の議員ともみ合いになったことについて、「議論を抹殺するもので、極めて恥ずかしい行為だ」と批判しました。
病床削減で医師会会長 “地域実情踏まえ慎重に”
2015-06-17 20:47:00
日本医師会の横倉会長は記者会見で、政府の専門調査会が全国の病院のベッド数を１０年後には今より最大でおよそ２０万床減らす目標をまとめたことについて、「非常に遺憾だ」としたうえで、地域の実情を踏まえ慎重に検討していくべきだという考えを示しました。
１８歳以上に選挙権 ＳＮＳ使った運動強化も
2015-06-17 20:21:00
選挙権が得られる年齢が１８歳以上に引き下げられるのを受けて、ツイッターやフェイスブックなど若者が日常的に使うＳＮＳ＝ソーシャルネットワーキングサービスを使って政策や主張を訴える戦略を強めていこうという動きが出ています。
クールジャパン新戦略 「食の大学院」など
2015-06-17 20:18:00
政府の「クールジャパン戦略推進会議」が開かれ、世界に和食を正しく伝えるため一流の料理人を集めた「食の大学院」を設けることや、日本通の外国人を「アンバサダー＝大使」に任命することなどを柱とする新たな戦略をまとめました。
首相 憲法解釈変更の正当性と合法性に確信
2015-06-17 19:23:00
今の国会で２回目となる党首討論が行われ、集団的自衛権の行使を可能にすることを盛り込んだ安全保障関連法案について、民主党の岡田代表が憲法違反だと批判したのに対し、安倍総理大臣は「憲法解釈の変更の正当性、合法性は完全に確信を持っている」と述べ、批判は当たらないという考えを強調しました。
日本とクロアチア 経済関係の強化で一致 首脳会談
2015-06-17 19:01:00
安倍総理大臣は、日本を訪れているクロアチアのミラノビッチ首相と会談し、クロアチアが、おととし、ＥＵ＝ヨーロッパ連合に加盟したことを踏まえ、日本企業の投資の促進に向けた環境整備など、両国間の経済関係を強化していくことで一致しました。
東京五輪へ国旗・国歌の指導充実の方針
2015-06-17 18:38:00
東京都は１７日の定例議会で、５年後のオリンピック・パラリンピックに向けて中学生や高校生の部活動のスポーツ大会でも、国旗掲揚と国歌斉唱が行われるようにするなど指導の充実を図る方針を示しました。
年金機構 ネット接続のシステム介し情報コピーも
2015-06-17 17:53:00
日本年金機構は、年金情報の流出問題に関する民主党の会議で、一部の業務では、インターネットに接続したシステムを介して、個人情報のコピーが行われていたことを明らかにし、出席者からは「そうした作業は、情報流出の危険性がより高まる」という指摘が出されました。
維新 安保関連法案の対案 来週にも示し協議
2015-06-17 16:35:00
維新の党の馬場国会対策委員長は記者会見で、今の国会の最大の焦点である安全保障関連法案を巡って、独自の対案を週内に取りまとめたうえで、来週にも各党に示し、協議を始めたいという考えを示しました。
韓国外相４年ぶりに訪日決まる 外相会談へ
2015-06-17 16:09:00
外務省は日韓両国の国交正常化から５０年になるのに併せて、韓国のユン・ビョンセ（尹炳世）外相が韓国の外相としては４年ぶりに今月２１日から２日間の日程で日本を訪問し、岸田外務大臣と会談すると発表しました。
維新 安保関連法案の対案 来週提出し協議
2015-06-17 15:20:00
維新の党の馬場国会対策委員長は記者会見で、今の国会の最大の焦点である安全保障関連法案を巡って、独自の対案を来週２２日に衆議院に提出したうえで、各党との協議を進めたいという考えを示しました。
参院決算委 ２２日総括質疑で与野党合意
2015-06-17 14:21:00
参議院決算委員会の理事懇談会が開かれ、来週２２日に安倍総理大臣とすべての閣僚に出席を求めて、平成２５年度決算に対する締めくくりの総括質疑を行うことで与野党が合意しました。
自・公・維 派遣法など１９日採決目指す
2015-06-17 14:10:00
自民、公明両党と維新の党の国会対策委員長が会談し、後半国会の焦点の１つである労働者派遣法の改正案と、維新の党などが提出した「同一労働・同一賃金」を推進するための法案の修正案について、１９日の衆議院厚生労働委員会での採決を目指すことで一致しました。
小中一貫校設置しやすく 改正学校教育法成立
2015-06-17 13:20:00
子どもの発達に応じた教育の充実に向けて、小学校から中学校までの９年間の義務教育を一貫して行う「義務教育学校」を設置しやすくするための改正学校教育法が参議院本会議で賛成多数で可決され、成立しました。
ＴＰＰ巡る閣僚会合 月内の開催困難
2015-06-17 13:10:00
甘利経済再生担当大臣は記者団に対し、ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定を巡り、アメリカ政府に強力な交渉権限を与える法案の成立が見通せなくなっていることから、交渉妥結を目指してきた次の閣僚会合の今月中の開催は難しくなったという認識を示しました。
年金情報流出 サイバー攻撃への対応強化へ
2015-06-17 12:48:00
塩崎厚生労働大臣は、衆議院厚生労働委員会で、年金情報の流出問題を受けて、サイバー攻撃への対応を強化する必要があるとして、厚生労働省や日本年金機構のサイバーセキュリティーに関する対処方針や手順書を見直す考えを示しました。
官房長官 南シナ海の埋め立て容認できず
2015-06-17 12:41:00
菅官房長官は１７日午前の記者会見で、中国が南シナ海で進めている浅瀬の埋め立てが近く終わる見込みだと発表したことについて、「埋め立ての完了をもって埋め立てを既成事実化することがあってはならない」と述べ、埋め立ては容認できないという考えを示しました。
安保法案 自公 会期延長幅は慎重に検討
2015-06-17 11:05:00
自民・公明両党の幹事長らが会談し、今の国会の最大の焦点となっている安全保障関連法案を成立させるためには来週２４日までの会期の延長が必要だとして、国会審議の状況を今週いっぱい見極めて、いつまで延長するのか慎重に検討することで一致しました。
選挙権年齢１８歳以上に 改正公選法が成立
2015-06-17 10:56:00
選挙権が得られる年齢を引き下げて１８歳以上にする改正公職選挙法が、１７日の参議院本会議で全会一致で可決・成立しました。選挙権年齢の引き下げは７０年ぶりで、来年夏の参議院選挙から適用される見通しです。
韓国外相訪日へ最終的な調整
2015-06-17 05:20:00
政府は、日韓両国の国交正常化から５０年になるのに合わせて、韓国のユン・ビョンセ（尹炳世）外相の日本訪問を実現し、今月２１日に岸田外務大臣との外相会談を行う方向で最終的な調整を進めています。
日中「連絡メカニズム」事務レベル協議再開へ
2015-06-17 04:23:00
政府は、海上や空での中国との偶発的な衝突を避けるための「連絡メカニズム」について、実施に向けた日中両国の事務レベル協議を、今月中にも北京で５か月ぶりに開催する方向で調整を進めています。
防衛省 辺野古沖ボーリング調査延長を検討
2015-06-17 04:19:00
防衛省は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先としている名護市辺野古沖の海底でのボーリング調査について、台風などの影響で、１９か所の調査地点のうち８か所で終わっていないとして、今月末としている期限を１か月程度延長する方向で検討しています。
維新 安保修正協議巡る対応不透明
2015-06-17 04:18:00
今の国会の最大の焦点である安全保障関連法案について、維新の党は、週内にも独自の対案を取りまとめる方針ですが、政府・与党から、法案の修正協議に前向きな声が出ているのに対し、維新の党内には異論もあり、修正協議などを巡る与党側への対応は不透明です。
国会延長幅 審議見極めながら慎重に検討
2015-06-17 04:00:00
今の国会の会期が残り１週間となるなか、政府・与党は、最大の焦点となっている安全保障関連法案の成立に向けて、十分に審議を尽くす必要があるとしており、どこまで延長するか、法案を審議している衆議院の特別委員会の状況も見極めながら慎重に検討することにしています。